カタバミの花言葉と由来

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カタバミの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前カタバミ
学名Oxalis corniculata
主な花言葉(日本)輝く心
主な花言葉(海外)喜び
誕生花5月20日
開花期4月〜10月

花名は『夜に閉じた葉が食べられて欠けているように見える』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

カタバミの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
黄、白輝く心喜び、母の優しさ

花言葉の由来(日本)

カタバミの葉や茎にはシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸は銅についた錆を溶かすことができるため、平安・鎌倉時代の日本ではカタバミの汁を使って銅製の鏡を磨いていました。

現代では鏡を磨く必要は無くなってしまいましたが、同様に10円玉を磨いてピカピカにすることができますよ。

このように銅に再び輝きを与えることから、「輝く心」という花言葉がつけられました。明るいレモンイエローの花にもピッタリの言葉ですね。

花言葉のある名言(日本)

輝くもの、必ずしも金ならず。

ーウィリアム・シェイクスピア(劇作家)

花言葉の由来(海外)

カタバミは世界各地に自生しており、フランスやスペインでは「ハレルヤ」とも呼ばれます。これは、花の咲き始める時期が「ハレルヤ」が唱えられるイースター(復活祭)と重なるため。

葉や花が閉じては開く姿も、復活を連想させるのかもしれませんね。「ハレルヤ」は神を賛美し喜びを表す言葉で、「喜び」の花言葉の由来にもなっています。

花言葉のある名言(海外)

天上の悦びは素朴である。というのは、それには平和が一杯あるからである。

ートマス・ア・ケンピス(修道士)

カタバミの基本データ

花の名前カタバミ
学名Oxalis corniculata
和名片喰、酢漿草、スイバ、ショッパグサ
英名creeping woodsorrel
カタバミ科
カタバミ属
原産地不明
開花期4月〜10月
草丈/樹高10cm

カタバミの葉はハート形で、3枚が基本です。この葉は光に反応し、曇っているときや夜にはパタンと閉じてハートが半分になってしまいます。

このように葉が閉じた様子が、半分食べられたように見えることから「カタバミ(片喰)」という名前がつけられました。

「酢漿草」は元々中国での名前で、「酸っぱい汁が出る草」という意味。同じように葉や茎にシュウ酸が酸っぱいことから「スイバ」「ショッパグサ」という別名もあります。

古くから馴染みの深い植物なだけあって、「鏡草」「スズメグサ」など他にも全国各地でいろんな呼び方があるんですよ。あなたのふるさとでは、どんな風に呼ばれていましたか?

Oxalisはギリシャ語で「酸っぱい」、corniculataは「小さい角がある」の意味。カタバミの実はまさに小さな角のような形をしていますよね。

主な花の種類

種類名特徴
アカカタバミ花はカタバミと同じ黄色で、葉は赤紫色。花の中心に赤い輪がみられることが多い。
ウスアカカタバミ花は黄色、葉はうっすらと赤紫色を帯びる。
タチカタバミ花や葉の色はカタバミと同じだが、茎が直立する。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間
出回り時期
耐寒温度3~5℃
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日当たりの良い場所
耐雨性普通
土質水はけの良い土
利用方法地植え

おわりに

ハート型の葉に素朴な花が愛らしいカタバミ。花言葉も明るいものが多く、道端で見つけるのが楽しくなりそうですね。

食べて酸っぱさを確かめてみる…のはおすすめしませんが、昔の人にならってカタバミで10円玉を磨けば、心も輝きだすかもしれませんよ。

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