ガマズミの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ガマズミ |
学名 | Viburnum dilatatum |
主な花言葉(日本) | 結合、私を無視しないで |
主な花言葉(海外) | ― |
誕生花 | 6月22日、11月24日 |
開花期 | 5月中旬〜下旬 |
花名は『木材を鎌の柄に、果実を染め物に用いた』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ガマズミの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 結合、私を無視しないで | ― |
花言葉の由来(日本)
ガマズミの花には、小さい花が集まって咲いているという特徴があります。そんな花姿から、「結合」という花言葉がつけられました。
またガマズミは、1年を通して新緑や開花、紅葉から結実と、様々な変化があります。
そんな様子が自身の魅力をアピールしているようにみえることから、「私を無視しないで(もっとこっちを見て)」の花言葉がつけられたのでしょうね。
なお、日本固有の品種であるため、海外の花言葉はありません。
花言葉のある名言(日本)
もし悪い人間が、お互いに結合して力をつくるなら、潔白な人間も同じことをすべきである。
ーレフ・トルストイ(小説家)
ガマズミの基本データ
花の名前 | ガマズミ |
学名 | Viburnum dilatatum |
和名 | 莢蒾 |
英名 | Linden viburnum |
科 | レンプクソウ科 |
属 | ガマズミ属 |
原産地 | 日本、朝鮮半島、中国 |
開花期 | 5月中旬〜下旬 |
草丈/樹高 | 2~3m |
和名のガマズミには、その木の硬い材を「鎌の柄」に使い、果実を染め物に用いたことからだと言われています。
また、「神つ実」や、「嚙み酢実」が変化したものの説も存在しますね。
学名のViburnum(ビバーナム)は、古いラテン語のガマズミの名前から来ています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
キミノガマズミ | 果実が黄色の園芸品種。特徴はガマズミと似ているが、ほとんど紅葉しない。 |
ビバーナム・ダビディ | 青い実をつける種類。 |
保存方法
タイプ | 低木 |
花持ち期間 | 1ヶ月 |
出回り時期 | 周年 |
耐寒温度 | 0℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たりのよい場所 |
耐雨性 | 強い |
土質 | 粘土質以外のものならなんでも |
利用方法 | 庭植え |
おわりに
ガマズミの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
開花は5月が中心ですが、生育は1年を通して楽しめる植物です。
環境変化にも強く、乾燥にさえ気を付けていれば、初心者の方でも栽培するのが簡単です。ぜひお庭の一員に加えてあげてみてはいかがでしょうか。
贈り物としてはマイナスの意味の花言葉もあるので、そこは気を付けておきましょう。