キンポウゲの主な花言葉は、下記のとおりです。
| 花の名前 | キンポウゲ |
| 学名 | Ranunculus japonicus |
| 主な花言葉(日本) | 子どもらしさ、中傷 |
| 主な花言葉(海外) | ― |
| 誕生花 | 5月2日 |
| 開花期 | 4月〜6月 |
花名は『黄色の花を、金色の鳳(おおとり)と形容した』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
キンポウゲの色別の花言葉
| 色 | 日本 | 海外(西洋など) |
|---|---|---|
| 黄 | 子どもらしさ、中傷 | ー |
花言葉の由来(日本)
細長い茎先に咲いた花が、遊ぶように風になびく様子を「子どもらしさ」の花言葉で表現しています。
また葉や茎に毒が含まれていることから、可愛らしい花が秘める毒という意味合いで「中傷」の花言葉が使われるようになりました。
同じ花とは思えないくらい、ぜんぜん違うイメージがありますよね……
なお、日本の品種であるため、海外の花言葉はありません。
花言葉のある名言(日本)
子どもらしさが死んだ時、その死体を大人という。
― ブライアン・オールディス(小説家)
キンポウゲの基本データ

| 花の名前 | キンポウゲ |
| 学名 | Ranunculus japonicus |
| 和名 | 金鳳花(馬の脚形) |
| 英名 | Butter cup |
| 科 | キンポウゲ科 |
| 属 | キンポウゲ属 |
| 原産地 | 日本、中国、朝鮮 |
| 開花期 | 4月〜6月 |
| 草丈/樹高 | 40~80cm |
Ranunculusとは、ラテン語の「rana(蛙)」が語源で、蛙がたくさんいるような場所に生えるとして付けられました。
また、根ぎわから出ている葉の形が馬の蹄に似ていることから、和名では「馬の脚形」の別名もあります。
主な花の種類
| 種類名 | 特徴 |
|---|---|
| エゾキンポウゲ | 北海道に生える中型種 |
| キタダケキンポウゲ | 南アルプス北岳に生える小型の固有種 |
| ヤツガタケキンポウゲ | 八ヶ岳の高山に生える固有種 |
| タカネキンポウゲ | 北アルプス白馬連峰の高山に生える固有種 |
保存方法
| タイプ | 多年草 |
| 花持ち期間 | 3~4日 |
| 出回り時期 | 4~6月 |
| 耐寒温度 | -5℃ |
| 耐寒性 | 普通 |
| 耐暑性 | やや弱い |
| 日照 | 日当たり良い場所 |
| 耐雨性 | 普通 |
| 土質 | 水はけがよい土 |
| 利用方法 | ロックガーデン、鉢植え |
おわりに
キンポウゲは日本固有種で、日当たりの良い山野できらきらした黄色い花を咲かせる、春の代名詞と言える花の一つです。高山に咲く種類も様々あり、山野草ファンを楽しませています。
庭ならロックガーデンで楽しむと良いですね。


