アキレアの花言葉と由来

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アキレアの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前アキレア
学名Achillea alpina 
主な花言葉(日本)戦い・治癒
主な花言葉(海外)悲嘆を慰める
誕生花7月12日、8月2日
開花期5月〜9月

花名は『ギリシャ神話で治療に使われた』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

アキレアの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
白・赤・黄・ピンク戦い・治療戦い・悲嘆を慰める

花言葉の由来(日本)

アキレアに含まれるアズレンなどの成分には、高い止血作用や炎症を鎮める効果があります。

昔から負傷した戦士たちの傷薬として使用されたため、治癒や戦いが花言葉としてつけられるようになりました。

現在でもアロマセラピーや薬の成分として利用されており、ケガやココロを癒やしてくれる存在として欠かせません。

花言葉のある名言(日本)

人間は戦っているかぎり、勝てはしなくても負けない。

ー船井幸雄(経営コンサルタント、船井総合研究所創業者)

花言葉の由来(海外)

ギリシャ神話に出てくるトロイ戦争で、アキレスはアマゾンの女王であるペンテシレイアを討ち取りました。

死の間際、手柄をチェックするために歩み寄ったアキレスは、ペンテシレイアの美しさを間近で見たことで、恋に落ちてしまいます。

その日からというもの、ペンテシレイアを殺したことを嘆き悲しむアキレス。

戦争が終結した後、アキレスは神に「ペンテシレイアの魂を花に宿らせてほしい」と願いました。

神によって願いは叶えられ、彼女の魂は花に宿ったことから、その花の花言葉は「悲嘆を慰める」になったのです。

花言葉のある名言(海外)

立ち上がってたたみなさい、君の悲嘆の地図を

ーW・H・オーデン(米国・詩人)

アキレアの基本データ

花の名前アキレア
学名Achillea millefolium
和名ノコギリソウ
英名Mifoil・ Yarrow
キク
アキレア属
原産地ヨーロッパ~西アジア
開花期5月〜9月
草丈/樹高40~80cm

和名のノコギリソウは、葉にギザギザの切れ込みが入っており、まるでノコギリに見えることが由来です。そのままですね。

学名には、それぞれの単語に意味があり、

Achillea:戦いで傷ついた王や兵士たちのために、ギリシャの英雄アキレスが傷薬として使用した伝説から、アキレスのハーブという意味のギリシャ語であるachilleiosから来ている

millefolium:ラテン語で無数やたくさんの葉という意味があり、びっしり並んだ葉の様子から来ている

ことが由来です。

主な花の種類

種類名特徴
ミレフォリムアレキアの中で一番出回っており、白やピンクなどよく目立つ花色のものが多い
イエローヤロー黄色の花色でほかの品種に比べて背丈がやや高い
プタルミカ花色は白く、やや大きめの花。ミレフォリウムに比べ性質が弱い

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間7日程度
出回り時期5月〜9月
耐寒温度-15℃~-25℃ 
耐寒性強い
耐暑性強い(品種による)
日照日当たりのよい場所
耐雨性やや乾燥気味のほうが良い
土質水はけのよいもの
利用方法ドライフラワー・切り花

おわりに

アキレアの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

暑さや寒さに強く、土壌も選ばないため、初心者にも育てやすい花の一つではないでしょうか?

花言葉が戦いや勇敢といった「チャレンジ」に向けたものですから、試合や試験・入試など大事な戦いがある人に、ドライフラワーとメッセージなどの組み合わせでプレゼントしてみるといいかもしれませんね。

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