ニチニチソウの花言葉と由来

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ニチニチソウの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ニチニチソウ
学名Catharanthus roseus
主な花言葉(日本)友情、楽しい思い出、生涯の友情
主な花言葉(海外)友情、楽しい思い出、永遠の愛
誕生花5月25日、7月27日、7月30日
開花期5月〜10月

花名は『花が落ちても次々に花を咲かせる様子から「日々花を咲かせる花」の意味を込めて付けられた』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ニチニチソウの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
生涯の友情思い出、長く続く愛
ピンク優しい追憶愛する人を励ます
追憶、楽しい思い出愛する人を励ます
楽しい思い出愛する人を励ます

花言葉の由来(日本)

ニチニチソウは名前の由来の通り、次々と花を咲かせるのが特徴の花です。

その次々と花を咲かせる様子が、友達とワイワイ遊んでいるように見えることから「友情」の花言葉がつけられました。

そして「楽しい思い出」や「追憶」といった過去を思い出すような花言葉は、終わりを迎えた花が地面に落ちてしまう特性から付けられたようです。

花言葉のある名言(日本)

真の友情は、本当の事を教えられるという事である。

友情は、盲目と無知の中には存在しないのだ。

ーヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家)

花言葉の由来(海外)

ニチニチソウは中世のころ、宗教的シンボルとして聖母マリアに関係する花とされていました。

そこから「友情」や「楽しい思い出」などの意味合いに派生し、現代まで伝わったと言われているようです。

ウクライナでは民間伝承として「永遠に続く愛」の象徴とされており、新郎新婦に贈られていることから「永遠の愛」という花言葉が付けられています。

花言葉のある名言(海外)

楽しかった思い出ほどわびしいものはない。

苦しかった思い出ほど楽しいものはない。

ーウィリアム・ジェームズ(哲学者)

ニチニチソウの基本データ

花の名前ニチニチソウ
学名Catharanthus roseus
和名日々草(ニチニチソウ)
英名Madagascar periwinkle
キョウチクトウ科
ニチニチソウ属
原産地マダガスカル、インド
開花期5月〜10月
草丈/樹高20cm~80cm

和名の日々草(ニチニチソウ)は、花が落ちても次々に花を咲かせる様子から「日々花を咲かせる花」の意味を込めて付けられたようです。

学名のCatharanthus roseusは、ギリシャ語で「純粋」という意味のKatharosと、「花」を意味するAnthusが由来になっています。

主な花の種類

種類名特徴
「チュチュ」シリーズフリルのような見た目の花を咲かせる品種。
花もちがよいが、種が取りにくい。
「トコナツ」シリーズ70cn以上に成長する大型の品種。
丈夫で育てやすく、種も取りやすい。
「パシフィカ」シリーズ豊富な花色があり、大きめの花を咲かせる品種。
よく分枝するため花の数も多くなる。
メディタレニアン横に伸びていく這い性の品種。
草丈が低いので、玄関前などちょっとした所に植えるのにも適している。

保存方法

タイプ一年草
花持ち期間3日~5日
出回り時期5月~10月
耐寒温度15℃程度
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照風通しがよく、日当たりのよい場所
耐雨性普通
土質水捌けのよい土
利用方法鉢植え、花壇

おわりに

ニチニチソウの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

友情や楽しい思い出などの花言葉の通り、次々と咲いては散ってゆくニチニチソウを眺めながら、過去の思い出に浸るのもいいかもしれません。

しかし、ニチニチソウには麻痺や痙攣を起こすような有毒な成分が含まれていますので、ペットや小さなお子様がいらっしゃる場合は気を付けましょう。

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