ベンジャミンの花言葉と由来

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ベンジャミンの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ベンジャミン
学名Ficus benjamina
主な花言葉(日本)永遠の愛、信頼
主な花言葉(海外)平和、豊かさ
誕生花1月7日、6月7日
開花期

花名は『原産地インドでの呼び名』が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ベンジャミンの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
永遠の愛、信頼、友情、融通の利く仲間平和、豊かさ

花言葉の由来(日本)

ベンジャミンは花が目立たないため、花言葉は木全体に対してつけられています。

「永遠の愛」「信頼」の花言葉は、インドやネパールで「聖木」とされていることが由来です。ベンジャミンは「幸福をもたらす木」として知られ、結婚祝いなどに好んで贈られます。

「友情」「融通の利く仲間」の花言葉は、ベンジャミンが環境に適応しやすいことが由来です。周りの状況がどんなに変わっても変わらない仲間との関係をイメージしているのでしょう。

花言葉のある名言(日本)

真の人間性に最もよく調和する愉しみは、よき仲間との愉しい食事である。

ーイマヌエル・カント(哲学者)

花言葉の由来(海外)

「平和」「豊かさ」の花言葉は、一年中緑の葉を絶やさないことが由来です。「幸福の木」と呼ばれ、インドやネパールで縁起の良い植物とされていることも理由のひとつになっています。

花言葉のある名言(海外)

平和は力では保たれない。平和はただ分かりあうことで、達成できるのだ。

ーアインシュタイン(理論物理学者)

ベンジャミンの基本データ

花の名前ベンジャミン
学名Ficus benjamina
和名シダレガジュマル(枝垂れ榕樹)、フィカス・ベンジャミナ
英名Benjamin
クワ科
イチジク属(フィクス属)
原産地インド、東南アジア
開花期
草丈/樹高10~200cm

英名にもなっている「ベンジャミン」の名前は、学名の「benjamina(ベンジャミナ)」が由来です。「benjamina」は、原産地インドでの呼び名「Benjan」からつけられました。

また、学名の「Ficus」は、古ラテン語でイチジクの意味です。

和名の「シダレガジュマル(枝垂れ榕樹)」は、同じフィクス属のガジュマルが由来です。「シダレ」は枝の先端が垂れることで、「枝の先端が垂れたガジュマルに似た木」の意味があります。

主な花の種類

種類名特徴
フィカス・ベンジャミナ一般的に「ベンジャミン」というと、この種を指す。葉は光沢のある濃緑色で、たまご型をしている。自生地では高さ20m以上になる。幹が柔らかいため、数本を編んで流通しているものもある。
ベンジャミン・バロックくるりとカールした葉が特徴。ベンジャミンの中でも新しい品種。新芽は淡黄緑色で、時間とともに緑色に変化する。「バロック」とは自由な芸術様式のことで、自由な形の葉をもつ品種の意味がある。
ベンジャミン・ブラックたまご型で光沢があり、黒みがかった濃緑色の葉を持つ品種。高級感があり、人気があるが流通量は少ない。

保存方法

タイプ観葉植物
花持ち期間
出回り時期通年
耐寒温度5度
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照日向から半日陰
耐雨性普通
土質水はけのよい土を好む
利用方法鉢植

おわりに

ベンジャミンの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

ベンジャミンには花の咲くイメージがありません。5~6年育てたベンジャミンにはまれに実がつくことがあります。これが「隠頭花序(いんとうかじょ)」と言って、実の中に咲いた花です。

環境への適応力が高く育てやすいので、初心者におすすめの植物です。幸福を呼ぶ木と言われ、前向きな花言葉はギフトとしてもぴったり。花言葉を添えて開店祝いや結婚祝いに贈ってはいかがでしょうか。

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