ドウダンツツジの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ドウダンツツジ |
学名 | Enkianthus perulatus |
主な花言葉(日本) | 上品、節制、返礼 |
主な花言葉(海外) | ― |
誕生花 | 4月14日 |
開花期 | 4月〜5月 |
花名は『枝分かれした姿が結び灯台の脚部に似ている』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ドウダンツツジの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 上品、節制 | ― |
花言葉の由来(日本)
「ツツジ」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、春によく見かける大ぶりなピンクや白色のお花ですよね。
しかしドウダンツツジは違って、白い小ぶりな花を枝に垂れ下がるような形で咲かせます。どちらかというとスズランに似たお花なんです。
そんなドウダンツツジの控えめな花姿から「上品」の花言葉がつけられたと言われています。
花言葉のある名言(日本)
下品な服装は服だけが目につき、上品な服装は女を引き立たせる。
ーココ・シャネル(ファッションデザイナー)
ドウダンツツジの基本データ

花の名前 | ドウダンツツジ |
学名 | Enkianthus perulatus |
和名 | 灯台躑躅 |
英名 | Enkianthus |
科 | ツツジ科 |
属 | ドウダンツツジ属 |
原産地 | 日本 |
開花期 | 4月〜5月 |
草丈/樹高 | 1~2m |
和名の灯台躑躅は、花ではなく枝が枝分かれした姿が「結び灯台」という照明器具の土台部分に似ていることからつけられています。
そこから訛って今の呼び名である「ドウダン」になりました。
属名の学名であるEnkianthus(エンキアンサス)は、ドウダンツツジの花が膨らんでいることから、ギリシア語の「enkyos(妊娠)」と「anthos(花)」の言葉が合わさってつけられました。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
サラサドウダン | 花は釣り鐘型でドウダンツツジのつぼ型のように膨らんではいない。 花の先に向かって薄っすら赤く筋が入っている。 |
カイナンサラサドウダン | 花のサイズが5~6mmと、サラサドウダンよりも小さい。 |
ベニドウダン | 花は釣り鐘型で、朱を帯びたような赤い花を咲かせる。 |
保存方法
タイプ | 低木 |
花持ち期間 | 10日程度 |
出回り時期 | 4月~5月 |
耐寒温度 | 0℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たりのよい戸外 |
耐雨性 | 強い |
土質 | 水はけと水もちがよい土 |
利用方法 | 庭植え、鉢植え |
おわりに
ドウダンツツジの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
ドウダンツツジはよく生垣として植えらています。春には綺麗な花を咲かせてくれ、秋には紅葉まで楽しめるため人気の高い植物です。
育成が簡単で初心者の方でも育てやすいと思うので、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか。