ハボタンの花言葉と由来

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ハボタンの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ハボタン
学名Brassica oleracea var. acephala f. tricolor
主な花言葉(日本)祝福、利益、愛を包む、記憶に残る想い
主な花言葉(海外)
誕生花12月4日
開花期11月〜3月

花名は『葉が牡丹の花の様に美しい』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ハボタンの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
祝福
ピンク愛を包む

花言葉の由来(日本)

年明け前から切り花・苗ともに流通するハボタンは、寒い季節の花材として花壇や寄植え、門松飾りに好んで使われます。

おめでたい紅白の葉色、高貴な花として珍重されたボタンの花に似た華やかな形から「祝福」という花言葉がつけられました。

なお、原産地は海外ですが、観賞用としては日本で盛んになったもののため、海外には花言葉がありません。ちょっと珍しいパターンですね。

花言葉のある名言(日本)

成功は祝福せよ。失敗の中にはユーモアを見出せ。

ーサム・ウォルトン(ウォルマート創業者)

ハボタンの基本データ

花の名前ハボタン
学名Brassica oleracea var. acephala f. tricolor
和名葉牡丹
英名flowering kale
アブラナ科
アブラナ属
原産地西ヨーロッパ
開花期11月〜3月
草丈/樹高10〜60cm

名前の由来である牡丹は4~6月の春と10~1月の冬に花を咲かせ、冬に咲くものはお正月の豪華な飾りとして使われました。

ハボタンは原産地では本来食用の植物で、日本には江戸時代に渡来・品種改良されています。

当時は冬に咲く鮮やかな色の花が少なかったため、庶民はこれを高価な牡丹の代わりの「葉牡丹」と呼んで鑑賞したのです。

学名の一部のBrassica oleraceaは、ヤセイカンランという植物のこと。ヤセイカンランは多くの変種の元となった植物で、キャベツやケール、ハボタンはこれの変種です。

Brassica oleracea var. acephalaまで合わせるとケールを指し、続くtricolorは「3色の」、つまり色んな色を持つという意味のラテン語。

全てまとめると、葉牡丹の学名の意味は「色を持つケール」といったところでしょうか。

主な花の種類

種類名特徴
フレア系葉が波打ち、節間が良く伸びる切り花用品種。色はローズ、ホワイトがある。
フェザー系葉が羽のように深く切れ込みが入り、節間が良く伸びる切り花用品種。色はホワイト、レッド。
つぐみ系ポット栽培に向く矮性種。葉は枚数が多く大きく、細かなフリンジがかかる。
くじゃく系花壇や寄せ植えに向く矮性種。葉に深い切れ込みが入る。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間2週間以上
出回り時期10月~1月
耐寒温度-10℃
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日当たりの良い場所
耐雨性普通
土質水はけ・水持ちのよい腐植質に富んだ土
利用方法鉢植え、地植え、切り花

おわりに

元は食用として渡来したハボタンですが、お正月の時期と重なったこともあり、めでたい植物として庶民に愛されました。

切り花用の品種は茎が長くて扱いやすく大変日持ちがしますし、最近はバラのように形が美しい寄植え用の矮性種も流通しています。

冬ならではの花材を、お家の中でも外でも楽しんでみてくださいね。

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