ヘクソカズラの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ヘクソカズラ |
学名 | Paederia scandens |
主な花言葉(日本) | 人嫌い、誤解を解きたい |
主な花言葉(海外) | ー |
誕生花 | 9月9日 |
開花期 | 7月〜9月 |
花名は『葉や茎をもむと悪臭がする』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ヘクソカズラの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 人嫌い、誤解を解きたい | ー |
花言葉の由来(日本)
ヘクソカズラは葉や茎を傷つけると独特の悪臭を放ちます。その匂いにたまらず人が逃げ出すことから「人嫌い」という花言葉がつけられました。
この悪臭の成分はメタンチオールと呼ばれ、葉を食べる害虫などから身を守るためのものなのだそうです。
そんなヘクソカズラですが、夏になると中心部が赤紅色の白い小花を咲かせます。悪臭ばかりでなく可憐な花も咲かせますよということで「誤解を解きたい」という花言葉がついたのです。
なお、ヘクソカズラは日本原産の植物であり、海外での花言葉はありません。
花言葉のある名言(日本)
あなたが他人から誤解されたら、相手との平和と調和を願いつつ想像上の会話を試みなさい。やがて誤解は解かれるはずです。
ージョセフ・マーフィー(作家)
ヘクソカズラの基本データ
花の名前 | ヘクソカズラ |
学名 | Paederia scandens |
和名 | 屁糞葛(ヘクソカズラ) |
英名 | Stinkvine |
科 | アカネ科 |
属 | ヘクソカズラ属 |
原産地 | 日本、東アジア |
開花期 | 7月〜9月 |
草丈/樹高 | 3m〜5m |
和名の「屁糞葛」は、葉や茎をもむと悪臭がすることが由来となっています。
学名の「Paederia」はラテン語の「paidor(悪臭)」が語源で、「scandens」は「よじ登る性質の」という意味でつる性植物のことを指します。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ヘクソカズラ | やぶや道端など至る所に生える。 夏に中心部が赤紅色の白い小花を咲かせる。 |
保存方法
タイプ | つる性多年草 |
花持ち期間 | 3日程度 |
出回り時期 | 通年 |
耐寒温度 | -10℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たりの良い所 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | どんな土でも育つ |
利用方法 | 実をドライフラワーにする |
おわりに
ヘクソカズラの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
英名のStinkvineも「悪臭を放つつる草」という意味ですし、散々な名前をつけられてしまったヘクソカズラ。
しかし秋になると黄金色に色づく種子は美しく、リースやドライフラワーの花材として人気です。
ドライにすると独特の悪臭も消えるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。