ヒマラヤユキノシタの花言葉と由来

ヒマラヤユキノシタの主な花言葉は、下記のとおりです。

花名は『ヒマラヤ地方からきた寒さに強い植物で、雪の下でも元気に育っている』ことが由来です。

以下では、花言葉（日本と海外）の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ヒマラヤユキノシタの色別の花言葉

色	日本	海外（西洋など）
白、ピンク	秘めた感情、忍耐、順応	順応、恐いもの知らず

色によって花言葉が変わることなく、すべて同じですね。

「秘めた感情」という花言葉は、雪の下で育つ様子に由来していて、雪の中に秘められた感情のように例えられたようです。

花言葉の「順応」は、雪の下にいられるほど寒さに強いにもかかわらず、暑さにも多少順応することから付けられました。

花言葉の「忍耐」についても、雪の下で寒さに耐える様子に由来しているとされています。

大偉業を成し遂げさせるものは体力ではなく、忍耐力である。

元気いっぱいに一日三時間歩けば、七年後には地球を一周できるのだ。

ーサミュエル・ジョンソン（文学者）

海外での花言葉は「順応」や「恐いもの知らず」。

「順応」という花言葉は、長い寿命を持つ多年生植物で放置していても育つ適応性からきています。

「恐いもの知らず」については、雪が豊富であっても成長する様子が「雪を恐れていない」と表現されるためです。

社会の監視のもとに暮らす人は、娯楽のときですら真っ先に考えるのは世の中に合わせることである。

いつも大勢に順応していたいのだ。

何かを選ぶときも、普通に行われていることの中からしか選ばない。

人とは違った趣味や、変わった行動は犯罪のように避けようとする。

ージョン・スチュアート・ミル（哲学者）

花の名前	ヒマラヤユキノシタ
学名	Bergenia stracheyi
和名	ヒマラヤ雪の下
英名	Himalayan creeping saxifrage
科	ユキノシタ科
属	ヒマラヤユキノシタ属
原産地	東アジア～中央アジア
開花期	3月〜4月
草丈/樹高	20cm～40cm

和名のヒマラヤ雪の下は、ヒマラヤ地方からきた寒さに強い植物で、雪の下でも元気に育っていることから付けられました。

学名のBergeniaは、ドイツの「カール・ベルゲン」という植物学者の名前にちなんで付けられたようです。

種類名	特徴
ベルゲニア・ストラケイ	ピンク色の大きな花を咲かせる品種。古くから栽培されている。
ベルゲニア・コルディフォリア	卵形の葉を付ける大型の品種。モンゴルが原産で、シベリアユキノシタとも呼ばれる。
ベルゲニア・クラシフォリア	長い楕円形の葉を付ける中型〜大型の品種。別名はナガバユキノシタで、モンゴルが原産。
ベルゲニア・キリアータ	白色の花を咲かせる品種。葉に細かい毛が生えている。
ベルゲニア・プルプラッセンス	濃いローズ色の花を咲かせる品種。花穂が長いのが特徴。