イワツメクサの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | イワツメクサ |
学名 | Stellaria nipponica |
主な花言葉(日本) | 初恋、奥ゆかしさ |
主な花言葉(海外) | ー |
誕生花 | ー |
開花期 | 7月〜9月 |
花の名前は「岩場に生える葉っぱの外観が鳥の足のツメに類似している」ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
イワツメクサの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 初恋、奥ゆかしさ | ー |
花言葉の由来(日本)
白い小さな花の様子が初々しいことから「初恋」、高山の岸壁に寄り添って岩陰にひっそりと咲くことから「奥ゆかしさ」という花言葉がつきました。
日本固有種ということで、やまとなでしこを連想させるかわいらしい植物ですよね。
一応、海外にも花言葉はあるのかな……と思って調べてみましたが、具体的にはありませんでした。
花言葉のある名言(日本)
初恋に勝って人生に失敗するというのは良くある例で、初恋は敗れる方がいいという説もある。
ー三島由紀夫(小説家)
イワツメクサの基本データ
花の名前 | イワツメクサ |
学名 | Stellaria nipponica |
和名 | 岩爪草 |
英名 | ー |
科 | ナデシコ科 |
属 | ハコベ属 |
原産地 | 日本 |
開花期 | 7月〜9月 |
草丈/樹高 | 10~20cm |
「岩場に生える葉っぱの外観が鳥の足のツメに類似している」ことから、イワツメクサと名付けられました。
和名もイワツメクサと名付けられていますが、これは岩の間から生えるツメクサという意味。属が異なる全く違う種の花なんです。
また 学名のStellaria nipponicaは
- Stellaria が「ハコベ属 」
- nipponica が「日本の本州の」
という2つの単語から来ており、Stellaria(ステラリア)の語源は、ラテン語の 「stella(星)」が由来です。
花弁は10枚あるように見えますが、実は2枚ずつ根元でくっついており、実際は5枚の花弁なんですよね。星形にみえるのもチャームポイントな気がします。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
イワツメクサ | 日本固有種で高山性多年草であり、中部地方の高山の砂礫地に自生。環境が厳しいので草丈は低く、良く分枝して絨毯状に広がる。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | ー |
出回り時期 | 通年 |
耐寒温度 | ー |
耐寒性 | 強 |
耐暑性 | ー |
日照 | 日当たり |
耐雨性 | ー |
土質 | 岩礫地 |
利用方法 | 鉢植 |
おわりに
中央アルプスの木曽駒ヶ岳(標高2,956m)、空木岳に自生する日本固有種の高山植物、イワツメクサ。
岩の隙間のわずかな砂を頼りに生えている、花言葉どおりの奥ゆかしい植物です。
山登りの際は、ぜひ岩の間にも注目してこの可憐な花を見つけてください。