ハルシャギクの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ハルシャギク |
学名 | Coreopsis tinctoria |
主な花言葉(日本) | いつも陽気、一目惚れ |
主な花言葉(海外) | いつも陽気、一目惚れ |
誕生花 | 4月13日、6月14日、7月26日 |
開花期 | 6月〜7月 |
花名は『タネの形が南京虫(トコジラミ)に似ている』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ハルシャギクの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
黄 | いつも陽気、一目惚れ、上機嫌 | いつも陽気、一目惚れ |
花言葉の由来(日本)
ハルシャギクの花は、黄色の花びらではあるのですが、真ん中が赤色という変わった風貌をしています。それでいて華やかで特徴的な見た目です。
赤色と黄色という組み合わせの色は特に目を引き、見ている側も元気づけられる花姿から「いつも陽気」や「上機嫌」の花言葉がつけられました。
確かに、ハルシャギクが咲いているとパッと目が惹きつけられ、自然と笑顔になれるような華やかさがありますよね。
花言葉のある名言(日本)
陽気は美徳、陰気は罪悪。挫折はあなたをたくましくする。
ー宇野千代(小説家)
花言葉の由来(海外)
ハルシャギクの花模様は、花によって変わり、真ん中の赤色がないものも存在しています。そんな赤い模様の事を蛇の目にたとえ、蛇目草(ジャノメソウ)という別名を持っています。
蛇の目のようだということから「大きな目で見つめられているような花」の印象が付き、「一目惚れ」の花言葉がつけられたと言われています。
真ん中の雄しべの部分も相まって、大きな目のように見えたことにも納得してしまいますね。
花言葉のある名言(海外)
一目惚れなんて2秒あれば十分さ!
ーチャーリー・ブラウン(スヌーピー)
ハルシャギクの基本データ
花の名前 | ハルシャギク |
学名 | Coreopsis tinctoria |
和名 | 波斯菊 |
英名 | Coreopsis |
科 | キク科 |
属 | ハルシャギク属 |
原産地 | 北アメリカ |
開花期 | 6月〜7月 |
草丈/樹高 | 0.2~1m |
ハルシャギクの「ハルシャ」はペルシャが訛って付けられたものだ言われているのですが、原産地が北アメリカなので、詳細は不明となっています。どこからペルシャが来たのか不思議ですね。
属名の学名であるCoreopsis(コレオプシス)は、ギリシア語の「coris(南京虫)」と「opsis(似ている)」という意味の単語が合わさり、種の形が南京虫に似ていたことから名付けられました。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
キンケイギク | 一年草。ハルシャギクに似て、花の中心部は茶褐色(ブラウンレッド)で、品種によっては黄色となる。 |
ザグレブ | イトバハルシャギクの代表的な園芸品種。草丈は低く、花つきがよい。 |
サン・ファイヤー | 黄色にえんじ色の目が入り、一重のシンプルな花形。 |
ムーン・ビーム | イトバハルシャギクの園芸品種。明るいレモンイエローでやさしい草姿。 |
ライジング・サン | 花は濃い黄色で、中心部は褐色。 半八重〜八重。一年草扱いされる。春まきも、秋まきもできる。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 5日程度 |
出回り時期 | 6月~7月 |
耐寒温度 | 0℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たりと水はけのよい場所 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 一般の草花用培養土でよく育つ。 水はけがよければ、土質はあまり選ばない。 |
利用方法 | 鉢植え、庭植え |
おわりに
ハルシャギクの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
ハルシャギクは染料としても優秀で、綿やシルク、ウールなど多くの布を染色できるという特徴があります。
また花言葉が素敵なものが多く、アレンジメントにしても映えるので、贈り物にも最適なお花です。ぜひ周りにプレゼントしてみましょう!