キバナコスモスの花言葉と由来

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キバナコスモスの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前キバナコスモス
学名Cosmos sulphureus
主な花言葉(日本)野生美、野生的な美しさ、絢爛
主な花言葉(海外)終わりのない愛、ポジティブなエネルギー
誕生花6月17日、9月6日、10月2日
開花期6月〜10月

花名は『秋にピンク色の花を咲かせる「コスモス」の仲間で、姿形が良く似ていること。そして印象的な黄色の花を咲かせる』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

キバナコスモスの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
黄色野生的な美しさ、幼い恋心友愛、成功、冒険の始まり
オレンジ絢爛、穏やかな愛絆、家族愛
熱情、燃え上がる思い情熱的、官能

花言葉の由来(日本)

日本でポピュラーなコスモスはピンク色ですが、キバナコスモスは濃い黄色の花を咲かせます。

花名の由来である「コスモス」同様の「美しい花姿」をしていますが、大変暑さに強く、4~6月に種まきを終えれば、真夏の時期でも元気に花壇を彩ってくれます。

メキシコの乾燥気味の土地が原産で、こぼれ種からどんどん増えていく性質もあり、一部は野生化しています。その整った美しさに加えて、実はとてもたくましい植物であることから「野生美」「野性的な美しさ」との花言葉が付けられました。

また、この花には半八重咲きの品種も多く存在し、満開時の豪華な様子から「絢爛」との花言葉が付けられたようです。

花言葉のある名言(日本)

自然は神の芸術である。

ーダンテ・アリギエーリ(詩人、哲学者)

花言葉の由来(海外)

花の持つ独特の美しさを讃える日本に対し、海外でのキバナコスモスはもっと身近な印象です。

コスモスには仲間が多く花色も様々ですが、アメリカやヨーロッパを中心に、キバナコスモスとその他のコスモス属を「コスモスフラワー」と呼ぶことがあります。

19世紀に行われていた「世界優しさ運動」のシンボルフラワーとして利用された歴史もあり、そのイメージは広い意味合いでの「愛」と密接に結びついています。

尚、この運動は世界優しさの日(11月13日)として現代にも引き継がれており、花のオレンジ~黄色の温かい色合いは人との繋がりや親しみ、安らぎを感じさせ、気持ちを前向きにしてくれることから「終わりのない愛」「ポジティブなエネルギー」との花言葉が付けられています。

花言葉のある名言(海外)

後ろ向きなやり方では、とても生きていけないよ。分かるかい。前向きに進むんだ。毎日が新しい日なんだから。

ーボブ・マーリー(レゲエミュージシャン)

キバナコスモスの基本データ

花の名前キバナコスモス
学名Cosmos sulphureus
和名黄花秋桜
英名Golden cosmos、Sulfur cosmos
キク
コスモス
原産地メキシコ
開花期6月〜10月
草丈/樹高30~100cm

和名の「黄花秋桜(キバナアキザクラ)」は、濃い黄色の花びらの形が桜と似ていること。

また、沢山の花が整然と並び、咲き誇る様子がまるで桜の様である、との理由から名付けられました。

学名のCosmos sulphureus(コスモス・スレフレウス)は、ギリシア語の「kosmos(秩序、世界、宇宙の調和)」と「sulphureus(硫黄色の)」が由来しており、英語のCosmos(宇宙)と同じ語源を持ちます。

古代ギリシアの人達は草花、風、雷など様々な自然物は完全に調和していると考える文化があり、この思想がギリシア神話を生み出したともいわれています。

そして、身近に触れることのできる自然を空の彼方・・・輝く星々が調和しながら営む宇宙とも重ねていたのです。

コスモス・スレフレウスとの学名には、コスモスの精緻で調和のとれた花びらの様子と、この花が硫黄の様にハッキリとした黄色であるとの意味が込められています。

主な花の種類

種類名特徴
サンライズ草丈が60cm以上に成長するので鉢植えよりも花壇向き。
半八重咲きで、薄い黄色の花が長く楽しめるのが特徴。
ブライトライト花色は黄色~オレンジが混ざった混色タイプ。
半八重咲きの花を咲かせる。
サンセット日本で初めて作られた赤色の品種。草丈が80cmと大きく、花は半八重咲き。
海外でも高く評価されている。
ディアボロ赤い花を咲かせる。草丈は60cm程度でサンセットよりはやや小さめ。
ロードシリーズ草丈30cm程度と小さく、成長が早い品種。
黄色・オレンジ・赤と、花色のバリエーションが豊か。
プランターの寄せ植え等に向いている。
サニーシリーズロードシリーズ同様、小さい品種で花色は黄色・オレンジ・赤がある。
半八重咲きなので、寄せ植えに加えるとボリューム感が出やすい。
通常のキバナコスモスに比べて成長が早く、丈夫なので初心者にも向いている。
マンダリン草丈が100cm程と大きい品種。花は半八重咲きで、明るいオレンジ色が魅力。

保存方法

タイプ1年草
花持ち期間14日程度
出回り時期8月下旬~10月
耐寒温度0℃
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照屋外の日当たりの良い場所
耐雨性普通
土質水はけが良く、保水性のある土を好む
利用方法鉢植え、コンテナ、花壇

おわりに

キバナコスモスの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

日の長さの影響で、秋にしか咲かないコスモスと異なり、キバナコスモスは4~6月頃に種をまけば夏に開花し、7月~8月頃に種をまくと秋に開花するので、花壇や庭で育てる場合は種まき時期を2回に分けると長く楽しむことができます。

また、丈夫で育てやすく、小さい品種は鉢植えやプランターでも栽培できるので初心者にもオススメです。

切り花にしても比較的日持ちする花なので、花言葉と一緒に送るのも素敵ですね。

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