リューカデンドロンの花言葉と由来

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リューカデンドロンの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前リューカデンドロン
学名Leucadendoron
主な花言葉(日本)沈黙の恋、閉じた心を開く
主な花言葉(海外)
誕生花8月10日、9月4日
開花期5月〜10月

花名は『白い葉をつける木』が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

リューカデンドロンの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
沈黙の恋、閉じた心を開く
物言わぬ恋

花言葉の由来(日本)

緑や赤の「沈黙の恋」「物言わぬ恋」の花言葉は、花が葉に隠れていることが由来です。一見花びらのように見える枝先の赤い葉に隠れるようにして中に松ぼっくりのような形の花があります。この花が内気な少女のように見えたのでしょう。

緑の「閉じた心を開く」は、花(実)が成熟するにつれて葉が開いていく様子が由来です。はじめは葉に隠されていた花がだんだんと姿を現してくる姿に、かたくなな心を開く人をイメージしたのでしょうか。

リューカデンドロンは海外では樹木として認識されているため、花言葉はありません。

花言葉のある名言(日本)

沈黙を学べ、ああ、わが友よ! 言葉は銀にも等しい、だが時にかなった沈黙は純金だ。

ールートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(作曲家)

リューカデンドロンの基本データ

花の名前リューカデンドロン
学名Leucadendoron
和名ギンヨウジュ(銀葉樹)
英名Leucadendron、Silver Tree
ヤマモガシ科
レウカデンドロン属(ギンヨウジュ属)
原産地南アフリカ
開花期5月〜10月
草丈/樹高1~10m

学名、英名の「Leucadendoron」は、ラテン語で「「Leuca(白い)」と「dendron(木)」が由来です。同属に白い葉をつける品種があったことから名づけられました。

和名、英名の「ギンヨウジュ(銀葉樹)」「Silver Tree」は、リューカデンドロンの一部の品種が白い葉を付けることが由来です。遠くから見ると白い葉が銀色に輝いて見えることから、「銀色の葉をつける樹木」の名がつきました。

主な花の種類

種類名特徴
サファリサンセット日本では一番ポピュラーな品種。樹高1~2.5m程度。育成スピードは緩慢。花(苞葉)は深紅。耐乾性、耐潮性がある。長さがあるため、切り花で人気。
ケープスパイス小さい松ぼっくりのような花(苞葉)が特徴的。脇芽が多く、たくさん花がつく。葉は細長い。寒さに当たると葉色がライトパープルに変化する。
デビルズブラッシュ樹高約1mと小型の品種。花(苞葉)は深紅。花色が変化し、徐々に紫を帯びていく。耐乾性、耐潮性がある。

保存方法

タイプ常緑低木
花持ち期間2週間
出回り時期通年(海外からの輸入)
耐寒温度-1度
耐寒性普通
耐暑性強い
日照日向を好む
耐雨性普通
土質弱酸性の水はけのよい土を好む
利用方法鉢植、切り花、ドライフラワー

おわりに

リューカデンドロンの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

リューカデンドロンはネイティブフラワーの流行で、近年注目されている植物です。生け花や切り花のほか、ドライフラワーやリースの素材としても人気があります。

リューカデンドロンの種は土の中で80年間生き続けることができるのだそうです。独特の姿が人気になり、乱獲のため原種は近年絶滅危惧種に指定されています。園芸店で見かけるのは栽培された園芸品種です。

花ではなく、葉のユニークな姿を楽しむリューカデンドロンの切り花。気になる内気なあの人に花言葉を添えて贈ってみてはいかがでしょうか。

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