ナンテンの花言葉と由来

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ナンテンの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ナンテン
学名Nandina domestica 
主な花言葉(日本)私の愛は増すばかり、良い家庭
主な花言葉(海外)幸運(good luck)
誕生花12月5日、12月8日
開花期6月〜7月

花名は『真っ赤な実がともし火に見える』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ナンテンの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
私の愛は増すばかり、良い家庭幸運(good luck)

花言葉の由来(日本)

ナンテンは初夏に可愛らしい白い花を咲かせた後に小さな実をつけ、やがて秋から冬へと季節が移ろうと共にその実を真っ赤に染めていきます。

その様子がまるで、時間をかけて深まっていく愛情のようだということで「私の愛は増すばかり」という花言葉がつけられました。

「良い家庭」という花言葉もまた、実をたくさんつけるナンテンが子孫繁栄の象徴として扱われることから来ています。

花言葉のある名言(日本)

最後に帰ってくる場所。どんなときでも温かく迎えてくれる場所。それが家庭であり、家族なのです。そこにしっかりとした自分の居場所があればこそ、人は安心して生きてゆけるのです。

ードロシー・ロー・ノルト(作家)

花言葉の由来(海外)

中国や日本原産の植物のため、アジア以外ではあまり馴染みがないと言われるナンテン。

しかし近年は海外でも観賞用としてナンテンの人気が高まっているのだとか。

「幸運」の花言葉は、日本でナンテンが縁起物として扱われていることからつけられ、新築祝いなどでナンテンをプレゼントすることが多いようです。

花言葉のある名言(海外)

あきらめぬ強さがあれば、幸運は必ずや訪れる。

ーミヒャエル・エンデ(作家)

ナンテンの基本データ

花の名前ナンテン
学名Nandina domestica 
和名南天(なんてん)
英名Sacred bamboo
メギ科
ナンテン属
原産地日本、中国、東南アジア
開花期6月〜7月
草丈/樹高2m〜3m

和名の「南天」は、中国での「南天燭(ナンテンチュー)」という呼び名を簡略化したものです。南天燭の「燭」は、実が「燭(ともし火)」のように赤いことからきています。

学名の「Nandina」は日本語の「ナンテン」が語源であり、「domestica」は「国内の、その土地産の」という意味です。

主な花の種類

種類名特徴
赤南天実は赤色で実付きが良い。
葉は紅葉を楽しめる。
白南天実は白色や薄黄色で大きめ。
赤南天と異なり、葉は常緑。
姫南天葉が小さく実が少ないという特徴がある。
生け花によく使われる。
お多福南天葉の色が黄色から赤へと徐々に変化する。
樹高が低く、花壇や寄せ植えに最適。

保存方法

タイプ低木
花持ち期間3~5日程度
出回り時期10月~5月(実の出回り時期)
耐寒温度-5℃
耐寒性普通
耐暑性普通
日照日陰でも育つ
耐雨性普通
土質通気性と水はけがよい土
利用方法庭植え、鉢植え

おわりに

ナンテンの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

ナンテンは「難転」という当て字もでき、「災難や難関を転じる」という意味になるため昔から縁起の良い植物とされてきました。

お正月飾りには必ずナンテンの実が使われていますよね。

風水的にも厄除けの効果があると言われるので、玄関先にナンテンを植えるのもお勧めです。

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