モモの花言葉と由来

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モモの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前モモ
学名Prunus persica
主な花言葉(日本)天下無敵、気立ての良さ
主な花言葉(海外)私はあなたのとりこ(I am your captive)
誕生花3月3日、4月12日
開花期3月〜4月

花名は『たくさんの実がなる』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

モモの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
白、赤、ピンク天下無敵、気立ての良さ私はあなたのとりこ(I am your captive)

花言葉の由来(日本)

モモは古来より邪気を祓い、不老不死の霊薬となると信じられてきました。

古事記』ではイザナギノミコトがモモを投げつけて鬼女を退散させたという逸話が書かれています。

似たような話では、モモの実から産まれた桃太郎が鬼退治をする昔話も有名ですよね。悪いものに打ち勝つ力があるとされ、「天下無敵」という花言葉がつけられました。

「気立ての良さ」という花言葉は、モモが女性を象徴する花とされることからきています。

花言葉のある名言(日本)

恋は何ものも怖れない、いざとなれば、死神という天下無敵の強者のところへ走っていき、それを味方にする用意がある。死神を味方にした恋くらい強いものはない。

ーハインリヒ・ハイネ(詩人)

花言葉の由来(海外)

日本の花言葉でも挙げたように、海外でもモモは女性を象徴する花として扱われています。

モモは一度にたくさんの実をつけるため、多産を意味する縁起の良い花とされることが理由です。

また「桃色」と呼ばれる淡いピンク色の花や、甘くて香り高い実が魅力的な女性のイメージと重なり、「私はあなたのとりこ」という花言葉がつけられました。

花言葉のある名言(海外)

僕をイライラさせる例の子に、どうして僕こんなに夢中なんだろう。

ーチャールズ・M・シュルツ(漫画家)

モモの基本データ

花の名前モモ
学名Prunus persica
和名
英名Peach
バラ科
サクラ属
原産地中国
開花期3月〜4月
草丈/樹高2m以上

モモの名前の由来は諸説ありますが、たくさんの実がなることから「百(もも)」となったというのが有力です。

学名の「Prunus」はラテン語で「桜」、「persica」はラテン語で「ペルシャの」ということを意味します。

主な花の種類

種類名特徴
矢口ハナモモの代表的な品種で、ピンクの八重咲き。
ひな祭りの飾りに使われる。
源平赤花と白花が混じった八重咲き。
キクモモ濃いピンクで、花弁が菊のように細い「菊咲き」になる。
照手紅ほうき立ち性で狭いスペースにも植えられる。
紅色の大輪花。
照手白ほうき立ち性で狭いスペースにも植えられる。
黄色がかった白色の大輪花。

保存方法

タイプ中高木
花持ち期間3〜4日程度
出回り時期通年
耐寒温度-10℃
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日当たりの良い所
耐雨性普通
土質水はけと水もちの良い土
利用方法庭植え、鉢植え

おわりに

モモの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

モモには食用の実桃と観賞用に花を楽しむための花桃があり、上で挙げた品種は全て花桃となります。

咲く時期はウメとサクラのちょうど間で、モモは本格的な春の訪れを感じさせてくれる花ですね。

中高木に分類されますが、盆栽のようにコンパクトに仕立てることもできます。

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