モントブレチアの花言葉と由来

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モントブレチアの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前モントブレチア
学名Crocosmia x crocosmiiflora
主な花言葉(日本)謙譲の美、陽気
主な花言葉(海外)楽しい思い出
誕生花6月25日、8月15日、9月4日
開花期6月〜8月

花名は『乾燥させた花をお湯に浸すとサフランのような香りがする』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

モントブレチアの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
オレンジ陽気楽しい思い出、陽気
謙譲の美良い便り
気品、気品ある精神清楚な人

花言葉の由来(日本)

今の属名はクロコスミアなのですが、明治末期に日本に渡って来たときの旧属名が親しまれていて、今でもモントブレチアの名前でも呼ばれています。

モントブレチアの花は穂状になっている茎から沢山の花が咲いて、鮮やかで綺麗な花です。

花がたくさん咲いている様子が明るい花色と相まって賑やかに見えたことから「陽気」という花言葉が付けられました。

花言葉のある名言(日本)

陽気は美徳、陰気は罪悪。挫折はあなたをたくましくする。

ー宇野千代(小説家)

花言葉の由来(海外)

モントブレチアの花は生命力が強く、ある程度植えっぱなしにしていても育っていってくれる田がかからない花です。

また地下茎から球根を作るのですが、花茎から種も作られるという、後世に繋げていこうという意思を強く感じる植物です。

そんなモントブレチアですが、沢山の花が次々と咲いていく様子に子どもの頃の楽しかった思い出を呼び起こすような印象を受け、「楽しい思い出」という花言葉が付けられたと言われています。

花言葉のある名言(海外)

失恋って、当の本人は苦しい苦しいと言っているけれど、本当は終わった恋をいつまでも思い出して楽しんでいるようなところがあると思う。本当に苦しいなら、1秒でも早く忘れる努力をするはずだから。

ー宇野千代(小説家)

モントブレチアの基本データ

花の名前モントブレチア
学名Crocosmia x crocosmiiflora
和名姫檜扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)
英名Montbretia
アヤメ科
クロコスミア属
原産地南アフリカ
開花期6月〜8月
草丈/樹高40~150cm

和名の姫檜扇水仙は、葉がヒオウギやスイセンという植物に似ていたことから付けられたヒオウギズイセンよりも小ぶりだったことから、頭に「姫」が付けられてこの名前になりました。

属名の学名であるCrocosmia(クロコスミア)は、ギリシア語の「crokos(サフラン)」と「osme(匂い)」の単語が語源となっており、モントブレチアの花を乾燥させたものをお湯に浸すとサフランのような匂いがしたことが由来だと言われています。

主な花の種類

種類名特徴
クロコスミア・クロコスミイフロラ明治の中ごろに日本に導入され、現在では野生状態のものが各地で普通に見られる。
ルシファー草丈1m以上になる大型種。朱赤の鮮明な花色が印象的。
エミリー・マッケンジー草丈40〜50cm、花径5〜6cmの大輪種。
オレンジ色の花に赤いリング状の模様が入る。
コロンブス草丈50〜70cm、花は鮮やかな黄色。
ゲルベ・ドール草丈40〜50cm。花は濃い黄色で、葉色はやや銅葉となる。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間5日程度
出回り時期4月~8月
耐寒温度15℃
耐寒性弱い
(球根は凍らない地中で冬越し)
耐暑性強い
日照日当たりと水はけがよく、適温を保てる場所。
しかし、乾燥にも強く、半日陰でも育てられる。
耐雨性強い
土質一般の草花向けの培養土
利用方法鉢植え、庭植え

おわりに

モントブレチアの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

モントブレチアの花言葉には楽しいものが多く、プレゼントにも向いています。

また、育てるのもあまり手がかからず、初心者の方にとっても優しい花になっています。鮮やかな花で、お庭を素敵に彩ってくれると思います。

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