ナシの花言葉と由来

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ナシの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ナシ
学名Pyrus pyrifolia
主な花言葉(日本)愛情、博愛
主な花言葉(海外)愛情、幻想
誕生花4月20日、4月30日
開花期4月

花名は『中心部ほど酸味が強いことから「中酸(なす)」が転じた』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ナシの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
愛情、博愛愛情、幻想

花言葉の由来(日本)

ナシと言えば馴染みのあるリンゴに似たおいしい果実を思い浮かべて、花に関してはあまり意識したことがないという方も多いのではないでしょうか。

ナシの花は、白色の小ぶりな花が何個か集まって咲いていて、知らないことがもったいないほど綺麗なんですよ。

その綺麗な花がたくさん咲き、実が多く実ることから「愛情」という言葉がつけられたといわれています。

花言葉のある名言(日本)

愛情とは、関係を絶たぬことである。

ー河合隼雄(心理学者)

花言葉の由来(海外)

ナシの花については日本の花言葉の由来のほうで説明した通り、複数の花が集まって咲いています。

その白い花が木の上に雪が降り積もっているように見えたことから「幻想」という花言葉がつけられました。確かに、春に雪が積もっている(ように見える)様子は幻想的ですね。

ちなみにナシはフランスが有名だそうで、フランス人はナシの産地や種類などにこだわりを持っている、と言われるほどだそうです。

花言葉のある名言(海外)

「青春が素晴らしい」というのは幻想である。青春を失った人たちの幻想である。

ーサマセット・モーム(小説家)

ナシの基本データ

花の名前ナシ
学名Pyrus pyrifolia
和名
英名Japanese pear
バラ科
ナシ属
原産地日本、中国、韓国
開花期4月
草丈/樹高2m以上

梨の和名の由来には複数説が存在します。

一つは、真ん中にいくにつれ酸味が増していくことから「中酸(なす)」から転じたものという説。

他に、果肉が白いため「中白(なかしろ)」や「色なし」、風があると実らないことから「風なし」などこれらが転じたものという説があります。

英名のpear(ペア)は、そのまま「ナシ」という意味があります。日本のナシは、頭に「Japanese」がついたり、そのまま日本名の「Nashi」と呼ばれたりすることもあるそうです。

主な花の種類

種類名特徴
幸水ニホンナシ。8月中旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
ゴールド二十世紀ニホンナシ。黒斑病に耐病性があり、‘二十世紀’より育てやすい。
豊水ニホンナシ。9月上旬から下旬にとれる、おなじみの赤ナシ。
バートレットセイヨウナシ。収穫期は8月中旬。品質は中ぐらいで、大きさは250g前後になる。
ラ・フランス収穫期は9月下旬から10月上旬。大きさは200〜250gで、味のよいことで知られる。

保存方法

タイプ中高木
花持ち期間3~4日程度
出回り時期10月~12月
耐寒温度0℃
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日当たり良好な場所
耐雨性強い
土質水はけ、水もちのよいもの
利用方法庭植え、鉢植え

おわりに

ナシの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

ナシは、日本ではもちろんですが、海外でも愛されている果実です。そのため、種類や呼び名がたくさんあることが特徴的です。

また、「無し」とも呼べることがあまりよくないとされて「ありの実」という別名も持っているそうなんです。なんだかダジャレみたいで面白いですね。

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