オーニソガラムの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | オーニソガラム |
学名 | Ornithogalum |
主な花言葉(日本) | 才能、無垢、純白、清らかさ、潔白 |
主な花言葉(海外) | 純粋、和解、希望 |
誕生花 | 2月27日 |
開花期 | 4月〜5月 |
花名は、ギリシア語のOrnithos(鳥)と、gala(ミルク)が語源です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
オーニソガラムの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 潔白、無垢、純白、清らかさ、才能 | 純粋、和解、希望 |
花言葉の由来(日本)
「純白」「無垢」など、真っ白い花から想像されるのは、ピュアで穢れのない様子です。清らかで白い花の色から連想されるイメージが花言葉になったと思われます。花をみているだけで、心も洗われていくようですね。
「才能」は花姿が星の形にみえることから、「スター」をイメージしていたのでしょうか。頂点にのぼりつめていくためには「無垢」な素直さも必要です。
才能あふれる存在を、花言葉にみたてたのかもしれません。
花言葉のある名言(日本)
力や知性ではなく、地道な努力こそが能力を解き放つ鍵である。
ーウィンストン・チャーチル(政治家、作家)
花言葉の由来(海外)
聖書では、キリスト誕生の時、それを人々に知らせる星が輝いたという場面があります。キリストの誕生を3人の賢者に知らせるために輝き、人々をベツレヘムの地へと導いたというお話です。
また英語名では、「ベツレヘムの星」と呼ばれています。オーニソガラム星型の花姿が、夜空に輝く星のように見えたのでしょう。
「純粋」の花言葉は、穢れを知らないキリスト誕生のストーリーからつけられたのかもしれません。また、宗教的な価値もある花として知られているようです。
花言葉のある名言(海外)
この世のもっとも純粋な喜びは、他人の喜びをみることだ。
ー三島由紀夫(作家)
オーニソガラムの基本データ
花の名前 | オーニソガラム |
学名 | Ornithogalum |
和名 | 大甘菜(オオアマナ) |
英名 | Star of Bethlehem(ベツレヘムの星) |
科 | ユリ科 |
属 | オオアマナ属 |
原産地 | ヨーロッパ、西アジア、南アフリカ |
開花期 | 4月〜5月 |
草丈/樹高 | 10cm~20cm |
和名の大甘菜は、ユリ科の甘菜に花の形が似ているといわれているのが由来です。
学名は、ギリシア語のOrnithos(鳥)と、gala(ミルク)が語源です。花の姿が鳥に似ていて、子房が乳首のように飛び出していることに由来しています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ウンベラータム | よくみかける種類で「ベツレヘムの星」と呼ばれる。 笠状の花弁に星型の花を咲かせる。 咲く時期は春から初夏にかけて。 耐寒性は比較的強い。 |
サンデルシー | 背丈が長いもので100cmほどある。 笠状の花序をつけ、白い花を咲かせる。 咲く時期は初夏から夏。 耐寒性は弱い。 |
シルソイデス | 総状の花をつけ、白い花を咲かせる。 咲く時期は春から初夏。 耐寒性はやや弱いが、暖地なら屋外でも冬越できる。 |
ダビウム | 他種とは異なり、黄色やオレンジの花が咲く。 咲く時期は春から初夏。 耐寒性は弱く、鉢植えで育てた方が無難な品種。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 10日~2週間 |
出回り時期 | 周年 |
耐寒温度 | 10℃~20℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たりのよい場所 |
耐雨性 | 弱い |
土質 | 水はけのよい、乾燥した場所 |
利用方法 | 庭植え、鉢植え、切り花、生け花 |
おわりに
オーニソガラムの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
オーニソガラムの花言葉は「純白」「無垢」「清らかさ」など白を思わせる花言葉が多くあります。そのイメージが花嫁さんと重なるのか、ウエディングブーケにも使われています。
これから結婚される方への贈り物はもちろん、愛する方へのプレゼントとしても人気の高い花です。
ちなみに、お花屋さんで売られているのは花が開いていない状態のものが多いのですが、徐々に咲いてきます。その過程を見るのも楽しみです。
花持ちもよく、縁起のよい花でもありますので、運よくみつけたら買って育ててみてはいかがでしょうか。