セリの花言葉と由来

記事内に広告が含まれています。

セリの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前セリ
学名Oenanthe javanica
主な花言葉(日本)貧しくても高潔、清廉で高潔
主な花言葉(海外)芳醇、水辺の酒場
誕生花1月7日、1月11日
開花期7月〜8月

花名は『若葉の生え方が競り合っているように見える』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

セリの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
貧しくても高潔、清廉で高潔芳醇、水辺の酒場

花言葉の由来(日本)

「貧しくても高潔」「清廉で高潔」の花言葉は、聖徳太子と芹摘姫のお話が元になっていると言われています。

芹摘姫は元々身分の低い女性でしたが、たまたま通りがかった聖徳太子に恋をされて、妃になることができた〜という内容ですね。

貧しくも病に苦しむ母の為にひたすらセリを摘んでいた芹摘姫の、高潔で清廉(せいれん)な姿が、そのまま花言葉になったようです。

花言葉のある名言(日本)

善、愛、高潔な心を動かしやすい行為や愛の業を行わせることができるのは、つねにただ他人の苦悩に対する認識にほかならない。

ーアルトゥル・ショーペンハウアー(哲学者)

花言葉の由来(海外)

海外では、その繫殖力の強さから、一部では有害雑草とされています。

しかし食用にされることもあり、完全に無能というわけではありません。

セリの花がワインのような匂いを放つところから「芳醇」、そして「水辺の酒場」は水辺などの土壌水分が多い所に好んで生えるため、花言葉としてつけられました。

花言葉のある名言(海外)

芳醇なワインや日本酒ができあがるまでには、たっぷりとした時間が必要である。

いわゆる「寝かせる」という時間が。

人もまた同様ではないか。

「早く、早く」と急いでばかりいては、ゆったりとした豊かな人間は育たない。

ー斎藤茂太(著述家)

セリの基本データ

花の名前セリ
学名Oenanthe javanica
和名芹(せり)
英名Water dropwort
セリ科
セリ属
原産地日本、中国、朝鮮半島、東南アジア、オセアニア
開花期7月〜8月
草丈/樹高30cm~60cm

和名の芹(せり)は、密集して生えているセリの若葉の生え方が、競り合っているように見えることが由来です。

学名のOenanthe javanicaは、ギリシャ語のoinis(ワイン)とanthos(花)に由来しているOenantheと、「ジャワ島の」という意味のjavanicaからきています。

主な花の種類

種類名特徴
セリ白い花を咲かせ、水田や湿地などの土壌水分が多い場所を好む湿地性の植物。
主に食用とされ「春の七草」のひとつでもある。
毒芹(ドクゼリ)と呼ばれる有毒植物に似ているため、採取する際は注意しなければならない。

保存方法

タイプ湿地性多年草
花持ち期間普通
出回り時期周年
耐寒温度4℃
耐寒性やや弱い
耐暑性やや強い
日照日向、半日陰
耐雨性普通
土質水分の多い土壌
利用方法畑、水田、鉢植え

おわりに

セリの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

主に春の七草として食用に利用する事が多いと思われますが、しっかりと花言葉も付いているので、花を楽しむのもいいですね。

種は販売されていませんが、スーパーで売っている根付きのセリが利用できますので、栽培してみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました