セルリアの花言葉と由来

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セルリアの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前セルリア
学名Serruria
主な花言葉(日本)ほのかな思慕、可憐な心、優れた知識
主な花言葉(海外)秘めた愛
誕生花7月9日
開花期2月〜5月

花名は『植物学者の名前』が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

セルリアの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
ピンクほのかな思慕 、可憐な心秘めた愛
優れた知識愛の誓い

花言葉の由来(日本)

「ほのかな思慕」「可憐な心」の花言葉は、花のように見える苞の先がうっすらとピンク色になっているのが由来です。セルリアの姿が、心に秘めた恋ごころに、ほほを染める少女のように見えたのでしょう。

白の「優れた知識」の花言葉は、セルリアが育てるのが難しい花であることが由来です。デリケートな花を育てられるのは、優れた知識を持つ者だけ、という意味でしょうか。

花言葉のある名言(日本)

知識は力なり

ーフランシス・ベーコン(哲学者)

花言葉の由来(海外)

「秘めた愛」の花言葉は、苞の先がピンク色に染まっていることが由来です。薄いピンク色に、隠した恋ごころを想像したのでしょう。

白の「愛の誓い」は、結婚式で使われることが由来です。花嫁がセルリアのブーケをもち、永遠の愛を誓うためにつけられました。

花言葉のある名言(海外)

人生で最も幸せを感じる瞬間というのは、他人から「愛されている」もしくは、「自分自身を愛すること」を実感できるとき。もしくは、自分と同じように誰かを愛するとき。

ーヴィクトル・ユーゴー(詩人)

セルリアの基本データ

花の名前セルリア
学名Serruria
和名セルリア
英名Serruria、Blushing Bride
ヤマモガシ科
セルリア属
原産地南アフリカ
開花期2月〜5月
草丈/樹高1~2m

「セルリア」の名前は、学名が由来です。オランダの植物学者「James Serrurier(ジェームズ・セルリエル)」や、フランスの植物学者「J.Serrurier(セルリエ)」の名前がつけられたなど、いくつかの説があります。

「Blushing Bride」は、最も多く出回っている品種「セルリア・フロリダ」の英名です。故ダイアナ妃のブライダルブーケとして使われてから、注目されるようになりました。

「Blushing(赤面する、ほほを染める)」と、「Bride(花嫁)」で、「ほほを染める花嫁」の意味です。

花びらのように見える白い苞の先が淡いピンクになっている姿が、ほんのりと顔をあからめた新婦の初々しい姿に見えたのかもしれません。

主な花の種類

種類名特徴
セルリア・フロリダ最も多く出回っている。ブライダルフラワーとして人気。やや大きめで白基調に淡いピンク。
セルリア・カルメン別名ジョーイ・セルリア。南アフリカ原産、豪州で育種された園芸品種。セルリア・フロリダとセルリア・ロセアの種間交雑種。濃桃色の総苞。豪州から切り花で輸入。

保存方法

タイプ常緑低木
花持ち期間10日
出回り時期2月~5月
耐寒温度5度
耐寒性弱い
耐暑性弱い
日照日向を好む
耐雨性普通
土質酸性
利用方法鉢植、切花

おわりに

セルリアの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

日本ではまだあまりなじみのないセルリア。原産地は南アフリカですが、日本で出回っているのはたいていがオーストラリアからの輸入です。

ほとんど切り花として流通しており、鉢植えを見かけることはあまりありません。冬の寒さにも、夏の暑さにも弱く、育てるのが難しい花です。

セルリア・カルメン(ジョーイセルリア)は、ほかの品種に比べて暑さ寒さにも強い、育てやすい品種です。珍しい品種ですが、鉢植えはネットで入手可能です。見かけたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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