ストレリチアの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ストレリチア |
学名 | strelitzia |
主な花言葉(日本) | 気取った恋、輝かしい未来 |
主な花言葉(海外) | freedom(自由)、success(成功) |
誕生花 | 11月23日、12月16日 |
開花期 | 5月〜10月 |
花名はジョージ3世の王妃シャーロットの旧姓(Mecklenburg-Strelitz)が由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ストレリチアの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
黄 | 気取った恋、恋する伊達者 | success(成功)、joy(喜び) |
オレンジ | 寛容、輝かしい未来 | magnificence(壮麗)、faithfulness(誠実)、thoughtfulness(思いやり)、excellence(卓越した) |
白 | 暖かい心 | freedom(自由)、beauty(美しさ) |
花言葉の由来(日本)
ストレリチアの花の咲き方はとても変わっています。
尖った”口ばし”のようなつぼみが開き始め、まるで”じゃばら”が広がるように4~5個の花をつけます。その”口ばし”からは、青や紫の角のような花弁も見えます。
立派な”とさか”に華やかな羽冠がついた美しい鳥のようです。
もしかしたら、本物の鳥たちが、その花のどこかに隠れているかもしれません。
「輝やかしい未来」へ向けて、一緒に飛び立ちましょうと、鳥たちに誘われているのでしょうか。
花言葉のある名言(日本)
ああ諸君はいま
この颯爽たる諸君の未来圏から吹いてくる透明な風を感じないのか。
ー宮沢賢治(作家)
花言葉の由来(海外)
海外では、そのエキゾチックで魅力的なストレリチアに多くの花言葉がついています。
大きく深い緑色の葉、真っすぐのびた茎。またそこから、鳥の群れが飛び立つような花びら。
優雅に「自由」に羽ばたく鳥のように見えたのでしょうか?
またオレンジと青の組み合わせの独特な色合いの花は、何度見ても多くの人々を魅了しています。
そこから「喜び」の笑顔と「成功」へのエネルギーを与えてくれる花と思われているようです。
花言葉のある名言(海外)
失敗するのはつらいことだ。しかし、成功を求めて努力をしたことが無いのは、もっと悪い。
ーセオドア・ルーズベルト(米国の第26代大統領)
ストレリチアの基本データ
花の名前 | ストレリチア |
学名 | strelitzia |
和名 | 極楽鳥花(ゴクラクチョウカ) |
英名 | strelitzia, bird of paradaise, crane flower |
科 | ゴクラクチョウカ科 |
属 | ゴクラクチョウカ属 |
原産地 | 南アフリカ |
開花期 | 5月〜10月 |
草丈/樹高 | 1~10m |
「極楽鳥花」(ゴクラクチョウカ)の名はパプアニューギニアの国鳥でもある『風鳥(フウチョウ)、極楽鳥とも呼ばれる』のオスの飾り羽に似た花姿が由来となっています。
学名の”strelitzia”は、ジョージ3世の王妃である植物愛好家のシャーロットの旧姓(Mecklenburg-Strelitz/メクレンブルク=シュトレーリッツ)に敬意を表してつけられました。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ストレリチア・レギ | 代名詞的存在の花。オレンジのつぼみと青の花弁。 高さ1mほど。切り花として生け花にも利用される。 |
ストレリチア・ユンケア(ノンリーフ) | 葉が棒状または、先端がスプーン状になる。生育が遅い。 スタイリッシュなインテリアプランツ。 |
ストレリチア・ニコライ(オーガスタ) | 10mにもなる大型。つぼみが白で花茎は伸びない。観葉植物として人気。 皇帝ニコライ1世の名が由来となっている。 |
保存方法
タイプ | 熱帯植物、多年草 |
花持ち期間 | 2~3週間 |
出回り時期 | 11月~4月に出荷 |
耐寒温度 | 0℃ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日なた |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけの良い腐葉土 |
利用方法 | 庭木、鉢植え、切り花 |
おわりに
ストレリチアの花言葉と基本データの紹介でした。
「おもしろい花でしょう、ゴクラクチョウカと言うのよ。」お隣さんの声と共に目に飛び込んできたのは、背の高い、とても風変わりな花でした。
夏になるたびに、まるで『鶏のとさか』のようなつぼみが開くのを、一緒に楽しみにしていたものです。
「輝かしい未来」と言う素敵な花言葉を持った花だったのですね。今度お伝えしてみようと思いました。