スイートアリッサムの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | スイートアリッサム |
学名 | Lobularia maritima |
主な花言葉(日本) | 美しさに優る価値、優美 |
主な花言葉(海外) | 美しさを超えた価値 |
誕生花 | 1月12日、3月14日、3月23日 |
開花期 | 2月〜6月、9月~12月 |
花名は『甘い香りを漂わせ、見た目がアリッサム属に似ている』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
スイートアリッサムの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
赤 | 美しさに優る価値 | 美しさを超えた価値 |
白 | 優美 | 美しさを超えた価値 |
紫 | 美しさに優る価値 | 美しさを超えた価値 |
ピンク | 優美 | 美しさを超えた価値 |
オレンジ | 美しさに優る価値 | 美しさを超えた価値 |
花言葉の由来(日本)
「美しさに優る価値」や「優美」という花言葉は、広がるように咲き乱れてよい香りを放つ様子からきているようです。
美しいがテーマになっている花ですが、二つの花言葉を繋げると「上品で美しいが、美しさに優る価値がある」という意味にもなります。
スイートアリッサムは甘い香りがするので、ただ美しいだけじゃなくて甘い香りで癒してくれる、という「体験」から花言葉を付けたのでしょうね。
花言葉のある名言(日本)
芸術家は自然の親友である。
草花は茎の優美な曲線と花びらの調和のとれた色合いで芸術家と対話をする。
どの花にも、自然が芸術家に心から語りかける言葉があるのだ。
ーオーギュスト・ロダン(芸術家)
花言葉の由来(海外)
海外での花言葉は「美しさを超えた価値」です。
日本での花言葉に似ていますが、スイートアリッサムはあまり注目されない花のためか、美しさよりもその花の持つ効果の方が重要視されています。
アリッサムという名前はギリシャ語で「狂気なし」という意味を持っていて、かつては狂犬病の薬として使用されていたことに由来しているようです。
しかし、現在ではあまり効果がないと言われているようで、もはや医学的に使用されることはありません。
花言葉のある名言(海外)
自然が美しくなかったならば、自然は労して知るだけの価値がないであろう。
また、人生も生きるだけの甲斐もないであろう。
ーアンリ・ポアンカレ(数学者)
スイートアリッサムの基本データ
花の名前 | スイートアリッサム |
学名 | Lobularia maritima |
和名 | 庭薺、ニワナズナ |
英名 | sweet alyssum |
科 | アブラナ科 |
属 | ロブラリア属 |
原産地 | 地中海沿岸 |
開花期 | 2月〜6月、9月~12月 |
草丈/樹高 | 10cm~15cm |
和名の「庭薺」「ニワナズナ」は、葉の形が薺(ナズナ)に似ていることが由来です。
学名のLobularia maritimaは、ラテン語で「小さなかけら」という意味のLobulariaからきていて、小さな欠片を寄せ集めたように花を咲かせることが由来になっています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
アフロディテ・アプリコット | 非常にコンパクトサイズの花を咲かせる品種。 上品なアプリコット色をしているのが特徴。 |
アフロディテ・レモン | レモンイエローの花を咲かせる品種。 湿度が低めな所での栽培に適している。 |
シュガー・コート | 白や黄色、ピンクなど、様々な花色がある品種。 花色が豊富にあるため人気がある。 |
パステル・カーペット | スイートアリッサムといったら「パステル・カーペット」というほどにメジャーな品種。 わりと丈夫で開花時期も長めなので、初心者にもオススメ。 |
保存方法
タイプ | 一年草、多年草 |
花持ち期間 | 普通 |
出回り時期 | 10月~春ごろ |
耐寒温度 | 霜が降りない程度 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 弱い |
日照 | 日向、半日陰 |
耐雨性 | やや弱い |
土質 | 通気性がよく、水捌けのよい土 |
利用方法 | 鉢植え、花壇 |
おわりに
スイートアリッサムの花言葉の由来や意味と、基本データについての紹介でした。
花言葉に合わせてプレゼントするのもいいですが、スイートアリッサムは切り花としての流通はしていないようなので、種か苗から育てるしかないですね。
霜が降りないようにすれば冬はそれほど心配ありませんが、高温多湿が苦手なため、梅雨の時期や夏は特に注意が必要になります。