カンナの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | カンナ |
学名 | Canna |
主な花言葉(日本) | 情熱、快活 |
主な花言葉(海外) | 妄想、疑い |
誕生花 | 8月2日、8月3日、8月13日、8月19日 |
開花期 | 6月〜10月 |
花名は『茎がアシのように管状になっている』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
カンナの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 永遠 | 疑い |
赤 | 情熱 | 妄想 |
ピンク | 妄想 | 恋 |
オレンジ | 快活 | 陽炎 |
黄 | 明るさ | 信じる心 |
花言葉の由来(日本)
いろんな色がありますが、日本だと暖色系(赤やオレンジなど)でしょうか。
真夏の強い日差しにも負けず、大きな葉の間から色鮮やかな花を元気に咲かせてくれます。
その原色に近い色が、夏から秋近くまでの景色を彩ります。色の鮮やかさから「情熱」の花言葉が生まれ、その花姿が「快活」の花言葉につながったんですね。
花言葉のある名言(日本)
情熱を持つ1人は、情熱を持たない100人に勝る。
ーウォルト・ディズニー(実業家)
花言葉の由来(海外)
鮮やかで幻想的な原色で夏を彩るカンナ。ひと夏の恋を、美しく情熱的な「妄想」に、または現実と信じながらも「疑う心」を表しています。
陽炎の中に揺れる花姿から、「paranoia(妄想)」と「suspicion(疑い)」の花言葉がつけられました。
花言葉のある名言(海外)
心変わりせぬことは、恋愛の妄想である。
ーリュック・ド・クラピエ・ド・ヴォーヴナルグ(作家)
カンナの基本データ
花の名前 | カンナ |
学名 | Canna |
和名 | カンナ |
英名 | Canna lily |
科 | カンナ科 |
属 | ダンドク属 |
原産地 | 中南米、熱帯アジア |
開花期 | 6月〜10月 |
草丈/樹高 | 40~160cm |
Cannaは葦(アシ)を意味するラテン語が語源で、この植物の茎がアシのように管状(中が空洞)になっていることに由来しています。
日本でもそのままカンナという名前で流通するようになりました。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
トロピカルシリーズ | 実生系品種、草丈50cmほど |
ストリアタグループ | 黄色の斑入りの葉、花はオレンジ色 |
アメリカン・レッド・クロス | 緑葉に大輪で紅緋色の花 |
バンコック | 矮性種、葉には黄の縞斑、黄花は斑入り |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 4~7日 |
出回り時期 | 7~10月 |
耐寒温度 | 5℃ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たり良い場所 |
耐雨性 | 強い |
土質 | 水はけよく肥沃 |
利用方法 | 花壇、鉢植え |
おわりに
現在の品種は、アメリカ、フランス、イタリアで様々な原種間で交配を繰り返して作出されたものです。大きく色鮮やかな花はもちろん、斑入りや縞斑入りの葉も見応えがありますよね。
アロハな感じがして、元気をもらえる花です。
乾燥に強く、また根が水に浸かる場所でも栽培できます。あたかも熱帯であるかのような雰囲気をつくりだせるでしょう。