トラノオの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | トラノオ(サンスベリア) |
学名 | Sansevieria trifasciata |
主な花言葉(日本) | 永久、不滅 |
主な花言葉(海外) | 健康、幸運 |
誕生花 | 2月21日、6月20日 |
開花期 | 8月〜10月 |
花名は、葉に横の縞々模様がつき、”トラ”の尾に見立てたことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
トラノオの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 永久、不滅 | 繁栄、強さ、長寿、健康 |
黄 | 堅実、達成 | 知性、美しさ、幸運 |
花言葉の由来(日本)
“トラ”には、岩山を駆ける勇猛なイメージががありますよね。それ故「神の使い」や「魔除け」の象徴として崇拝されてきたそうです。
そんな縁起のいい”トラ”の名がついた「トラノオ」ですが、小さなユリに似た花は、滅多に見ることができないとか。
その為、水分を備えた肉厚の”葉”の部分に「永久」や「不滅」と言った花言葉がつけられたようです。
毎日少しずつ生長するため、安らぎを与えてくれる観葉植物として、永く楽しめ人気がありますよね。
また”トラ”の爪のように鋭い葉が真っすぐに伸びる様子は、毎日眺めることでエネルギーを分けてくれています。
花言葉のある名言(日本)
天才も不滅ではないということほど、凡人にとって慰めになることはない。
ーヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(詩人)
花言葉の由来(海外)
英語では、”Snake plant”と呼ばれ、”ヘビ”も神聖な生き物として古くから崇拝されています。
”ヘビ”には、生命力があると言われており、その名の通り「健康」な植物として、海外でも人気があります。
夜にも光合成できる機能を持つ、”葉”が、二酸化炭素を吸収して、酸素を作り出しているとか・・・
寝室に置いてリラックスした眠りをもたらし、翌日も元気になるのでお勧めですと。
花言葉のある名言(海外)
健康とは最上の善であり、他のあらゆる善の基礎である。
ールネ・デカルト(哲学者)
トラノオの基本データ
花の名前 | トラノオ(サンスベリア) |
学名 | Sansevieria trifasciata |
和名 | 千歳蘭(チトセラン)、厚葉千歳蘭(アツバチトセラン) |
英名 | Snake plant |
科 | リュウゼツラン科 |
属 | サンスベリア属 |
原産地 | アフリカ、南アジアの乾燥地帯 |
開花期 | 8月〜10月 |
草丈/樹高 | 5㎝~100㎝ |
和名の「千歳蘭」(チトセラン)は、永い期間、葉をつけ楽しめる様子から”千歳”の名前がつけられました。
学名は、ナポリのサンセビエロの王子”Reimond de Sangro”(ライモンド・デ・サングロ)の名から「Sansevieria」とつけられたようです。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
サンスベリア ローレンティー | 最もよく知られている品種。空気清浄機能が強いと言われている。 別名「フクリンチトセラン」とも呼ばれ、葉の縁が黄色。 |
サンスベリア ハーニー | 葉が放射状に開く、草丈の低い品種。 葉の縁が黄色くなる”ゴールデン ハーニー”と呼ばれる品種が人気。 |
サンスベリア スタッキー | 細長く円筒状の葉。葉に溝が入っているのが特徴。 |
サンスベリア ムーンシャイン | 草丈30㎝ほどの葉がシルバーがかった薄い色。 濃い緑の縁どりとのコントラストを楽しむ品種。 |
サンスベリア ピングイクラ | 英語名”Queen of Sansevieria”(サンスベリアの女王)とも呼ばれる。 肉厚の葉は、先端が尖っており、縁がピンクに色づくため人気がある。 |
保存方法
タイプ | 常緑多年性多肉植物 |
花持ち期間 | 2~3日 |
出回り時期 | 周年 |
耐寒温度 | 10℃ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日なた |
耐雨性 | 弱い |
土質 | 水はけの良い土 |
利用方法 | 観葉植物 |
おわりに
トラノオの花言葉と基本データの紹介でした。
留守がちでも、あまり手間がかからないので、気軽に育てたいトラノオですね。
永い間には、「幸運」にも花を目にすることができるかも・・・
また「健康」や「繁栄」と言った花言葉を添えて、プレゼントにもお勧めです。
毎日頑張っている家族や友へ、”素敵な空間”をもたらしてくれますようにと。