ボリジの花言葉と由来

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ボリジの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ボリジ
学名Borago officinalis
主な花言葉(日本)心変わり、愁いを忘れる
主な花言葉(海外)勇気(courage)
誕生花3月31日、4月13日、5月21日、5月23日
開花期4月〜6月

花名は「綿毛」を意味するラテン語が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ボリジの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
青、白心変わり、愁いを忘れる勇気(courage)

花言葉の由来(日本)

ボリジはアジサイのように、土壌の性質によって花の色が変わります。その様子から「心変わり」という花言葉がつけられました。

「愁いを忘れる」という花言葉はボリジのハーブとしての薬効に由来します。

ボリジにはアドレナリンの分泌促進作用があり、憂鬱な気持ちを軽くする効果が期待できるのです。

ハーブティーにすると優しい甘味とほのかな苦味が感じられ、ほっと一息つけますよ。

花言葉のある名言(日本)

変わらぬ恋とは一種の絶え間のない心変わりである。つまりわれわれの心が、愛する人の持っているすべての美点に、ある時はここが好き、ある時はあそこが好きというふうに、次々と惚れこんでゆくのである。

ーラ・ロシュフコー(作家)

花言葉の由来(海外)

ボリジは古代ギリシャ時代から滋養強壮の薬として利用されていました。

十字軍の遠征の際には、ワインにボリジの花を浮かべて飲み士気を高めていたそうです。

そこから「勇気」という花言葉がつけられました。

上記のようにボリジにはアドレナリンの分泌促進作用で気分を高揚する効果があり、それを戦士達も経験的に理解していたのですね。

なお白ワインにボリジの花を浮かべると、青からピンクへと花色の変化を楽しめますよ。

花言葉のある名言(海外)

私は学んだ。勇気とは恐怖心の欠落ではなく、それに打ち勝つところにあるのだと。勇者とは怖れを知らない人間ではなく、怖れを克服する人間のことなのだ。

ーネルソン・マンデラ(政治家)

ボリジの基本データ

花の名前ボリジ
学名Borago officinalis
和名瑠璃苣(ルリジサ)
英名Borage
ムラサキ科
ルリジサ属
原産地地中海沿岸
開花期4月〜6月
草丈/樹高40cm~150cm

「苣」とはレタスの和名です。「瑠璃苣(ルリジサ)」とは「瑠璃色(青紫)の苣」という意味になります。

学名の「Borago」は「綿毛」を意味するラテン語「burra」からきていて、ボリジの葉や茎が毛で覆われている様子からつけられました。

「officinalis」はラテン語で「薬用の」という意味で、ボリジが滋養強壮などの薬効を持つことが由来です。

主な花の種類

種類名特徴
クリーピングボリジ匍匐性の多年草。
食用や薬用にはできない。
アルバ白い花の咲く品種。
日本では珍しい。

保存方法

タイプ一年草
花持ち期間3日程度
出回り時期春、秋
耐寒温度-5℃
耐寒性強い
耐暑性弱い
日照日当たりの良い所
耐雨性多湿に弱いので注意
土質水はけの良い土
利用方法鉢植え、花壇

おわりに

ボリジの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

ボリジは高温多湿に弱く、特に日本の梅雨のような気候は苦手です。

多湿な状態が続くと根腐れを起こして枯れてしまうので、できれば鉢植えにして梅雨の間は風通しの良い軒下などに避難させましょう。

その点に注意すればとても丈夫なハーブなので初心者でも育てやすいですよ!

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