ロウバイの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ロウバイ |
学名 | Chimonanthus praecox |
主な花言葉(日本) | ゆかしさ、慈しみ、先導、先見 |
主な花言葉(海外) | ゆかしさ、慈しみ、先導、先見 |
誕生花 | 1月2日、1月21日 |
開花期 | 12月〜2月 |
花名は『花びらが蝋(ろう)のような色である』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ロウバイの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
黄 | ゆかしさ、慈しみ、先導、先見 | ゆかしさ、慈しみ、先導、先見 |
花言葉の由来(日本)
ロウバイの花は12月という冬真っ只中の時期から咲き始めます。そして、雪の中では目立ちにくい黄色の花は、ひっそりと咲く奥ゆかしい印象を持たれることが多いのです。
花言葉の「ゆかしさ」は、そんなロウバイの咲いている姿から付けられた花言葉です。
花言葉のある名言(日本)
遊び心、というのは奥ゆかしい余裕、センスが良い独特のゆとり。
ー大前研一(平成維新の会設立者)
花言葉の由来(海外)
中国では、早春の画題になる代表的な4つの花の事を雪中四花(せっちゅうしか)と呼ぶのですが、その4つのなかにロウバイの花が入っています。
ロウバイは、冬に咲くと言われているウメよりもさらに早く咲き始めます。
花言葉の「先導」は、その早く咲き始める生体から付けられたものです。
花言葉のある名言(海外)
多数というものより気にさわるものはない。なぜなら、多数を構成しているものは、少数の有力な先導者の他には、大勢に順応するならず者と、同化される弱者と、自分の欲することすら分からずに従ってくる民衆とであるからだ。
ーヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(小説家)
ロウバイの基本データ
花の名前 | ロウバイ |
学名 | Chimonanthus praecox |
和名 | 蝋梅 |
英名 | Wintersweet |
科 | ロウバイ科 |
属 | ロウバイ属 |
原産地 | 中国 |
開花期 | 12月〜2月 |
草丈/樹高 | 4m |
ロウバイは中国から来た花なのですが、「蝋梅」という漢字は中国のままで日本語読みで「ロウバイ」という名前になりました。
他は、花びらの色が蝋のような色だったことが由来とされています。また、旧暦の12月である臘月(ろうげつ)に花を咲かせることも由来の一つとされています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ソシンロウバイ | 内側中心部が紫色をしている黄花のロウバイに対して、やや大輪で全体が黄色。 |
満月 | 大輪丸弁、早咲きで濃く澄んだ黄花。ソシンロウバイの実生から選抜された。 |
保存方法
タイプ | 低木 |
花持ち期間 | 10日程度 |
出回り時期 | 12月〜2月 |
耐寒温度 | 0℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 庭植えは半日陰から日なたに植えつけ、春から夏までは日によく当てる |
耐雨性 | 強い |
土質 | 土質はあまり選ばないが、過湿に弱く、根腐れを起こして枯れやすいので、水はけのよい場所が適している。 |
利用方法 | 庭植え |
おわりに
ロウバイの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
ロウバイは香りがよく、生け花や庭木としての人気が高い植物です。小さい花が可愛らしく、どちらも眺めていると癒されますね。
ちなみに、海外の花言葉の由来で紹介した雪中四花は、ロウバイの他に梅、水仙、椿があります。