ゴボウの花言葉と由来

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ゴボウの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ゴボウ
学名Arctium lappa
主な花言葉(日本)用心、しつこくせがむ
主な花言葉(海外)私に触らないで(touch me not)
誕生花3月29日
開花期7月〜8月

花名は『牛の尾のように細長い』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ゴボウの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
用心、しつこくせがむ私に触らないで(touch me not)

花言葉の由来(日本)

日本では昔から野菜として親しまれているゴボウですが、花が咲いているのを見たことはあまり無いのではないでしょうか?

実はゴボウは、夏にアザミによく似た紫色の美しい花を咲かせます。しかし、開花する前に収穫されてしまうためゴボウ畑でも花の様子はなかなか見られないようです。

アザミと同じように花のまわりがトゲで覆われているので、不用意に触れないようにという意味で「用心」の花言葉がつけられました。

またそのトゲは先端がかぎ針のようになっていて、衣服や動物の毛にくっつくとなかなかとれません。

「しつこくせがむ」という花言葉は、取っても取ってもいつの間にかしつこく引っついてくる様子からきているのですね。

花言葉のある名言(日本)

人生最大の危険は、用心しすぎることである。

ーアルフレッド・アドラー(心理学者)

花言葉の由来(海外)

海外でのゴボウの花言葉は「私に触らないで」というものです。こちらも花にあるトゲが他者を拒んでいるように見えることが由来となっています。

ちなみにゴボウを野菜として食用にするのは世界でも日本と韓国、台湾くらいだとか。その中でも調理方法にいろんなバリエーションがあるのは日本だけなんだそうですよ。

太平洋戦争中、外国人捕虜に日本軍がゴボウ料理を食べさせたところ、戦後になって元捕虜達が「日本軍に木の根を食べさせられた」と訴えたという話まであるのです。

確かに食べ慣れない人達からしたら木の根のような見た目に驚くのでしょうが、栄養豊富でとても美味しいんですけどね…

花言葉のある名言(海外)

触れることもなく、話すことはなくとも、誰かと一緒にいるだけで充分であることがしばしばあります。二人の間に、一人ではない、という感情がよぎるからです。

ーマリリン・モンロー(女優)

ゴボウの基本データ

花の名前ゴボウ
学名Arctium lappa
和名牛蒡
英名burdock
キク科
ゴボウ属
原産地北部ヨーロッパ、シベリア、中国東北部など
開花期7月〜8月
草丈/樹高40〜150cm

和名の「牛蒡」は漢語が由来です。「蒡」は中国に生息する植物の名前で、「牛の尾のように細長い、蒡に似た植物」ということでこの漢字が当てられました。

学名の 「Arctium」 はギリシャ語の「arktos(熊)」からきており、また「lappa」はラテン名でゴボウを意味する言葉です。

主な花の種類

種類名特徴
ゴボウアザミによく似た紫色の花を咲かせる。
ゴボウを食用にするのは日本や韓国などごく一部のみ。

保存方法

タイプ越年草
花持ち期間一週間ほど
出回り時期通年
耐寒温度-20℃(地上部は3℃まで)
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日当たりを好む
耐雨性普通
土質水はけの良い畑
利用方法食用(根の部分)

おわりに

ゴボウの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

ゴボウといえば食用で、ほとんどの人が花が咲いているのを見たことはないのでは?

枯れ枝のような根っこ部分の見た目とはうらはらに、アザミのような可愛らしい花を咲かせるなんて何だか意外でした。

身近な食材でも、普段あまり見られない花の様子や花言葉を知るとより親しみを持てますね!

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