ハナズオウの花言葉と由来

記事内に広告が含まれています。

ハナズオウの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ハナズオウ
学名Cercis chinensis
主な花言葉(日本)喜び、目覚め、高貴、豊かな生涯
主な花言葉(海外)裏切り、不信仰
誕生花3月16日
開花期4月

花名は、花色が「蘇芳(スオウ)」に似て、黒みを帯びた紅色をしていることに由来しています。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ハナズオウの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
目覚め裏切り
ピンク喜び不信仰

花言葉の由来(日本)

ハナズオウの花言葉は「喜び」や「目覚め」となっています。

これは春に花を咲かせるハナズオウの生態に基づいています。

寒い冬が終わり春になると枝一面に花を咲かせる様子は、まるで春の訪れを喜んでいるかのようで、ステキですよね。

そこから「喜び」や「目覚め」といったポジティブな花言葉が付いたとされています。

花言葉のある名言(日本)

私の一番の喜びは内緒でいいことを行い、偶然それが発見されることだ。

ーチャールズ・ラム(随筆家、児童文学作家、)

花言葉の由来(海外)

日本ではポジティブな花言葉が多いハナズオウですが、海外では「裏切り」や「不信仰」とネガティブなものになっています。

これは、イエス・キリストの弟子の1人であったユダの話に由来しているそうです。

ユダは自分の私欲に目がくらんでしまい、イエスを裏切ってしまいます。

裏切ったユダは死刑になるのですが、その前に裏切ったことを後悔し、自らセイヨウハナズオウの木の下で命を絶ったそうです。

この話から「裏切り」や「不信仰」という花言葉が付いたとされています。

ちなみにこのことから、セイヨウハナズオウは「Jesus tree(ユダの木)」と呼ばれているそうです。

花言葉のある名言(海外)

私は無信仰だ。

だが、決して不信仰とはならないだろう。

ーアンドレ・ジッド(小説家・ノーベル文学賞受賞)

ハナズオウの基本データ

花の名前ハナズオウ
学名Cercis chinensis
和名花蘇芳(ハナズオウ)
英名Chinese redbud
マメ科
ハナズオウ属
原産地中国
開花期4月
草丈/樹高2m~6m

和名は漢字で「花蘇芳(ハナズオウ)」。花色が「蘇芳(スオウ)」に似た黒みを帯びた紅色であることに由来しています。

また学名の「Cercis(セルシス)」はハナズオウを表しています。一般的にハナズオウは中国原産なので、それに「Chinensis(中国の)」が付いたものが学名となりました。

主な花の種類

種類名特徴
シロバナハナズオウ純白な花を咲かせる。
アメリカハナズオウフォレスト・パンシーとも呼ばれる。
北アメリカの中部から東部に分布する品種。
他の品種と比較すると耐寒性は強いが、耐暑性がやや劣り、花数も少なくなるのが特徴。

保存方法

タイプ落葉樹
花持ち期間5日~7日程度
出回り時期2月~4月
耐寒温度‐10℃
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日当たりがいいところ
耐雨性強い
土質水はけが良い土を好む
利用方法庭木

おわりに

ハナズオウの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

日本と海外で花言葉の意味が全く異なるので、贈る相手は選んだ方がいいかもしれません。

また初心者でも育てやすい品種となっていますが、他の春に咲く花と混ざってしまうことがあります。

植える場所を選んで栽培してみるといいのかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました