ヒメリョウブ(コバノズイナ)の花言葉と由来

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ヒメリョウブの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ヒメリョウブ
学名Itea virginica
主な花言葉(日本)少し欲望
主な花言葉(海外)純粋
誕生花5月30日
開花期5月〜6月

花名は『白い花穂の形がリョウブに似ている』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

※なお、本記事では「コバノズイナ」も同種の花として取り扱います。

ヒメリョウブの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
少し欲望純粋

花言葉の由来(日本)

「少し欲望」の花言葉ですが、意味がわかりづらいですね。英語の翻訳かと思いましたが、海外のサイトを調べても出てきませんでした。

人間の背丈くらいの小さな木から、垂れ下がるほどたくさんの花を咲かせる様子を見て、少しの欲望を感じたのでしょうか。

花言葉のある名言(日本)

理性は羅針であり、欲望は嵐である。

ーアレキサンダー・ポープ(イギリスの詩人)

花言葉の由来(海外)

海外のサイトにはヒメリョウブの花言葉がなかったので、海外の白い花のイメージを紹介します。

白い花のイメージは「純粋」です。かわいらしい白い花をたくさん咲かせるヒメリョウブにはぴったりの言葉ではないでしょうか。

花言葉のある名言(海外)

純粋な数学とは、論理的思考が織りなす“詩”である。

ーアルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)

ヒメリョウブの基本データ

花の名前ヒメリョウブ
学名Itea virginica
和名コバノズイナ、アメリカズイナ
英名Virginia sweetspire、Virginia willow
ユキノシタ科(ズイナ科)
ズイナ属
原産地北アメリカ
開花期5月〜6月
草丈/樹高1~2m

「ヒメリョウブ」の名前は白い花穂の形がリョウブに似ていることが由来です。リョウブより小さいので「ヒメ(姫)リョウブ」と呼ばれています。

学名の「Itea」は、ギリシャ語で「ヤナギ(柳)」が由来です。ヒメリョウブの葉の形がヤナギに似ていることからつけられました。

学名の「virginica」は「バージニアの」の意味です。北アメリカのバージニアが原産であることが由来です。

和名の「コバノズイナ(小葉の髄菜)」は、「葉の小さいズイナ」の意味です。ズイナは日本に自生する同属で、枝の髄(ずい)を灯りの芯に使い、若葉を食用にしたことから「髄菜」の名がつけられました。

また、和名の「アメリカズイナ」は、「アメリカから来たズイナ」の意味です。

英名の「Virginia sweetspire」の「sweetspire」はズイナ属を指しています。「バージニア原産のズイナ属の木」の意味があります。

英名の「Virginia willow」は「バージニアのヤナギ」の意味で、学名を英訳したものです。

主な花の種類

種類名特徴
ヘンリーズガーネット葉が細めで、花穂がやや長め。花が木いっぱいに咲き、香りも楽しめる。株が充実すると花穂は20㎝程度の長さになり、枝から垂れる。品種名の「ガーネット」は、赤から濃い紫になる紅葉をガーネットの色に見立てたもの。
リトルヘンリーヘンリーズガーネットの矮性種で、樹高は1m以内。ヘンリーズガーネット同様、紅葉はやや暗めの赤色。
サライブ小花のガクと柄がピンクに色づく。ヘンリーズガーネットに比べて穂が短くやや立ち上がり気味に咲く。花も若干紅色がさす。鮮やかなオレンジ〜赤紫褐色に紅葉する。

保存方法

タイプ落葉低木
花持ち期間10日
出回り時期4~5月
耐寒温度-10度
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日向~半日陰
耐雨性普通
土質水はけのよい土を好む
利用方法鉢物、花壇、庭木

おわりに

ヒメリョウブの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

日本へは明治時代に渡来し、元は生け花など限られた場所で使われていました。近年フラワーアレンジメントで人気が出て、園芸店でもよく見かけるようになった植物です。

暑さ寒さにも強く、育てやすいので初心者にもおすすめです。鉢植えでも育てられますが、2mくらいまで大きくなりますので、大きめの鉢を用意しましょう。

花束としても人気があります。5月の季節の花々と一緒にプレゼントしてはいかがでしょうか。

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