ラナンキュラスの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ラナンキュラス |
学名 | Ranunculus asiaticus |
主な花言葉(日本) | 晴れやかな魅力、とても魅力的、光輝を放つ |
主な花言葉(海外) | あなたは魅力的です |
誕生花 | 1月20日、1月29日、2月25日、3月2日、5月25日 |
開花期 | 3月~5月 |
花名は『湿地を好み、まるでカエル足のようにも見える葉の様子から付けられた』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ラナンキュラスの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 純潔 | 優雅さ、純粋な愛 |
黄 | 優しい心遣い | 友情 |
赤 | あなたは魅力に満ちている | 情熱、ロマンス |
紫 | 幸福 | 美しさ、優雅さ |
緑 | 晴れやかな魅力、とても魅力的、光輝を放つ | あなたは魅力的です |
ピンク | 飾らない美しさ | 愛、ロマンス |
オレンジ | 秘密主義 | 喜び、幸福 |
花言葉の由来(日本)
ラナンキュラスはとても人気のある花で、フリルのような花姿が魅力的ですよね。
「晴れやかな魅力」「とても魅力的」「光輝を放つ」などの花言葉は、ラナンキュラスの美しい花の見た目から付けられています。
「秘密主義」という少し怪しい花言葉もありますが、この花言葉は「美しいものには秘密はつきもの」という考えから付けられたものですね。
花言葉のある名言(日本)
人はただ魅力的だから何かをするわけではありません。
しばしば人はやるべきことを考えて状況に自らを合わせます。
ただしたいことをするのではなくやるべきことをするのが人生です。
ーアウンサンスーチー(政治家)
花言葉の由来(海外)
海外では、誕生日や卒業、記念日などに贈られる花として人気がありますね。
「あなたは魅力的です」という花言葉はラナンキュラスの魅力的な見た目に由来して付けられました。
「情熱」「友情」「優雅さ」などは、花の色から連想されて付けられたものになります。
花言葉のある名言(海外)
美しさという点では、愛の美しさほど儚いものはない。
ほんの一瞬のものでしかない。
まばたきする間くらいのものよ。
でもその傷は永久に後に残るの。
死の到来と共に傷は消えるかもしれないけれど、臨終の時までずっと痛みは続くわ。
ーシャーロット・ブロンテ(小説家)
ラナンキュラスの基本データ
花の名前 | ラナンキュラス |
学名 | Ranunculus asiaticus |
和名 | 花金鳳花(ハナキンポウゲ) |
英名 | Ranunculus |
科 | キンポウゲ科 |
属 | キンポウゲ属 |
原産地 | 西アジア、ヨーロッパ |
開花期 | 3月~5月 |
草丈/樹高 | 30m~50cm |
和名の花金鳳花(ハナキンポウゲ)はキンポウゲ科に属していることが由来で、キンポウゲとは黄色い花色と中国の「鳳凰」を連想させる花姿から付けられた名前です。
学名のRanunculus asiaticusは、ラナンキュラスが湿地を好み、まるでカエル足のようにも見える葉の様子から付けられた名前で、ラテン語でカエルを意味する「rana」が語源になっています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
シャルロット | 花の大きさが均一でないピオニー咲きの品種。 フリルのような美しい花を咲かせるので、プレゼントや切り花としても人気。 |
シューアンシリーズ | 白やピンクの花を咲かせる品種。 鉢植えとして利用されることが多く、花弁の枚数が少ないのが特徴。 |
ゴールドコイン | 黄色い八重咲きの花を咲かせる小型品種。 ふわりとした丸い花が、長い茎の先端にちょこんとついてるような見た目をしている。 |
サロニカの虹 | 白い花弁を縁取るように、ピンク色が入る花を咲かせるのが特徴。 切り花としても利用されている人気の高い品種である。 |
マシェ | ピンクやオレンジ、黄色といった花色が楽しめる品種。 大きめの花を咲かせるのが特徴で、茎も太くてしっかりとしている。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 3~7日程度 |
出回り時期 | 4月~5月 |
耐寒温度 | 防寒対策をすれば冬越しできる程度 |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 弱い |
日照 | 日当たりのよい場所 |
耐雨性 | 花は雨にやや弱い |
土質 | 水捌けのよい土 |
利用方法 | 鉢植え、花壇 |
おわりに
ラナンキュラスの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
ラナンキュラスは球根で出回ることもありますが、市販のものは乾燥しているのでそのまま植えてしまうと水分を吸いすぎて腐ってしまいます。
軽く水分を含ませたキッチンペーパーなどで、水分をゆっくり浸透させてから植えると失敗しにくいですが、それでも難しい場合は苗のものから育て始めるのもいいですね。