スノードロップの花言葉と由来

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スノードロップの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前スノードロップ
学名Galanthus nivalis
主な花言葉(日本)希望、慰め
主な花言葉(海外)希望、慰め、あなたの死を望みます
誕生花1月1日、1月7日、1月16日、2月2日、2月26日
開花期2月〜3月

花名は『雪の中で咲く真っ白な花』ということを意味します。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

スノードロップの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
希望、慰め希望、慰め、
あなたの死を望みます

花言葉の由来(日本)

スノードロップの花言葉は聖書が元になっています。

決して食べてはいけないという禁断の果実を食べてしまったアダムとイヴは、エデンの園を追放されてしまいます。

雪の降る寒空の下に放り出されたアダムとイヴ。それを憐れんだ天使が、舞い散る雪を美しいスノードロップの花に変えて二人を慰めたのです。

そして天使は「もうすぐ暖かい春が来るから希望を持ちなさい」と二人を励ましました。

このような聖書の逸話から「希望」「慰め」という花言葉がつけられたと言われています。

花言葉のある名言(日本)

希望は底の深い海の上でなければ、決してその翼を広げない。

ーラルフ・ワルド・エマーソン(哲学者)

花言葉の由来(海外)

海外の花言葉も「希望」「慰め」ですが、その他にドキッとするような花言葉が存在します。それは「あなたの死を望みます」というもの。

何故美しいスノードロップの花に、このような恐ろしい花言葉がつけられたのでしょう?それにはイギリスの農村地方での言い伝えが関係しています。

昔とある乙女が恋人を亡くした際、スノードロップを摘んできて彼の傷の上に乗せました。

すると彼の肉体は雪のかけら(スノードロップ)となってしまったのです。

この言い伝えから、ヨーロッパではスノードロップは死を象徴する花として扱われ、うっかり他人にプレゼントすると「あなたの死を望みます」という悪い意味に取られてしまうのだそう。

日本ではこのような意味では使われませんが、外国の方にプレゼントする時はちょっと注意が必要ですね。

死を望むは臆病者の行為なり。

ーオウィディウス(詩人)

スノードロップの基本データ

花の名前スノードロップ
学名Galanthus nivalis
和名待雪草(まつゆきそう)
英名snowdrop
ヒガンバナ科
ガランサス属
原産地ヨーロッパ
開花期2月〜3月
草丈/樹高10cm〜20cm

和名の「待雪草(まつゆきそう)」は、この花が雪の降る2月頃から咲き始めることから「雪を待つ花」という意味でつけられました。

学名の「Galanthus」は「乳のように白い花」という意味のギリシア語から、「nivalis」は「雪」という意味のラテン語からきています。雪の中で咲く真っ白な花ということでこの学名となりました。

主な花の種類

種類名特徴
ガランサス・エルウェシー日本で一般的に知られている品種。
流通量も多く育てやすい。
ガランサス・ニバリスヨーロッパで代表的な存在とされる品種。
ガランサス・エルウェシーより小ぶり。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間5日程度
出回り時期2月〜3月
耐寒温度-10℃
耐寒性強い
耐暑性弱い
日照夏は日陰、晩秋から早春はよく日が当たる場所
耐雨性普通
土質水はけと通気性に富んだ適度に保水性のある土
利用方法花壇、鉢植え

おわりに

スノードロップの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

冬の終わりに、もうすぐ春が来ることを告げてくれるスノードロップ。

球根なので花壇に植えっぱなしにしておけば、特に手入れをしなくても毎年元気に花を咲かせてくれますよ。

とても可愛らしい花ですが海外では不吉な花言葉もあるので、お見舞いなどには持って行かない方が無難かもしれません。

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