ヒイラギの花言葉と由来

ヒイラギの主な花言葉は、下記のとおりです。

花名「ヒイラギ」は、葉の縁にあるトゲに触れるヒリヒリ痛むため、それを意味する「疼ぐ（ひひらぐ）」が由来となっています。

以下では、花言葉（日本と海外）の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ヒイラギの色別の花言葉

色	日本	海外（西洋など）
白	用心深さ、保護、先見の明	防衛、防御、家庭の幸せ

ヒイラギの花は、同じモクセイ属のキンモクセイに似た甘い香りを放ちます。

しかし、ヒイラギの葉っぱには棘があるため近づいて触ったりすると棘が刺さりヒリヒリ痛みます。そこから「用心深さ」や「保護」といった花言葉がつきました。

ちなみに和名の「柊」も、葉っぱに触れるとヒリヒリ痛むため、それを意味する「疼ぐ（ひひらぐ）」が由来になっているそうです。

私はお高くとまっていると非難されてきた。

そうじゃない。

私はただ用心深いだけだ。

ーポール・ニューマン（俳優）

一方海外での花言葉は、「defense（防衛、防御）」や「domestic happiness（家庭の幸せ）」です。

これはヒイラギだけではなく、ヒイラギと似た品種の「セイヨウヒイラギ（Holly）」の花言葉になります。

葉っぱに棘があり、自分を守っている様子から「防衛・防御」の花言葉が付いたとされており、また「家庭の幸せ」は、ヒイラギが魔除けとして玄関に飾られていたことに由来しているそうです。

欺瞞（ぎまん）に対する最上の防御は詐欺なり。

ーゼノン（古代ギリシャの哲学者・詩人、ストア派の創始者）

花の名前	ヒイラギ
学名	Osmanthus heterophyllus
和名	柊（ヒイラギ）
英名	False holly、Holly olive、Holly osmanthus
科	モクセイ科
属	モクセイ属
原産地	東アジア
開花期	11月～12月
草丈/樹高	6m～8m

和名の「柊（ヒイラギ）」は、葉にあるトゲに触るとヒリヒリ痛むため、それを意味する「疼ぐ（ひひらぐ）」が由来になったとされています。

また学名の「Osmanthus」は、ギリシャ語の「osme（香り）」と「anthos（花）」が語源となっています。