ブドウの主な花言葉は、下記のとおりです。
| 花の名前 | ブドウ |
| 学名 | Vitis |
| 主な花言葉(日本) | 陶酔、思いやり、忘却、慈善 |
| 主な花言葉(海外) | 陶酔、思いやり、忘却、慈善 |
| 誕生花 | 9月4日、9月24日、10月17日 |
| 開花期 | 5月~6月 |
花名は『中国での「葡萄」が日本に伝わった』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ブドウの色別の花言葉
| 色 | 日本 | 海外(西洋など) |
|---|---|---|
| 緑 | 陶酔、思いやり、忘却、慈善 | 陶酔、思いやり、忘却、慈善 |
花言葉の由来(日本)
ブドウといえば実の方が一般的ですが、しっかりと花言葉も付けられています。
「陶酔」「忘却」という花言葉はブドウ酒(ワイン)に由来していて、ブドウそのものというよりはお酒としての意味合いが強いですね。
花言葉の「思いやり」「慈善」は自生しているブドウに由来していて、お腹を空かせて通りがかった人が、見つけたブドウに助けられたことからきています。
花言葉のある名言(日本)
温厚さと寛容さは紳士の徳である。
自分よりも下位の人、自分の支配下にある人を、自分と同等のひとのように扱い、彼らの気持ちを思いやり、自らの行いを慎むこと。
紳士はそれを徹底しようとする。
ーサミュエル・スマイルズ(作家)
花言葉の由来(海外)
海外でも、日本の花言葉と同じ「陶酔」「忘却」「思いやり」「慈善」がつけられています。
花言葉には関係ないですが、海外にはブドウを皮ごと食べるのが一般的な文化もあるようです。
そのため、日本人がブドウの皮を食べないことにビックリするのだとか。
花言葉のある名言(海外)
多くの忘却なくしては人生は暮らしていけない。
ーオノレ・ド・バルザック(小説家)
ブドウの基本データ

| 花の名前 | ブドウ |
| 学名 | Vitis |
| 和名 | 葡萄(ぶどう) |
| 英名 | grape |
| 科 | ブドウ科 |
| 属 | ブドウ属 |
| 原産地 | 中央アジア |
| 開花期 | 5月~6月 |
| 草丈/樹高 | 3m以上 |
和名の葡萄(ぶどう)は、中国での「葡萄」が日本に伝わったことに由来していて、元々はフェルナガ語のBudawが語源です。
学名のVitisは、ラテン語で「生命」という意味のvitaに由来しています。
主な花の種類
| 種類名 | 特徴 |
|---|---|
| 巨峰 | 富士山をイメージして名付けられた品種。 もともとは種がある品種だが、種無しのものもある。 |
| 山ぶどう | 日本に自生している品種で、雌株だけが実をつけるのが特徴。 酸味と渋味が強く、種も多いので生食には向いていない。 |
| キャンベル・アーリー | 皮がむきやすく、栽培も容易な品種。 甘酸っぱくてジューシーな実を付けるので、生食にもオススメ。 |
| スチューベン | 強い甘味が特徴的な品種。 貯蔵性がよく、比較的栽培もしやすい。 |
| マスカット・ベリーA | ぶどう狩りに馴染みのある品種で、ワイン用としても使用される。 生食用で出回っているものは種なしのものが多い。 |
保存方法
| タイプ | 果樹 |
| 花持ち期間 | 普通 |
| 出回り時期 | 周年 |
| 耐寒温度 | 10℃程度 |
| 耐寒性 | 普通 |
| 耐暑性 | 強い |
| 日照 | 日当たりのよい場所 |
| 耐雨性 | 普通 |
| 土質 | 水捌けのよい土 |
| 利用方法 | 鉢植え、庭植え、果樹園 |
おわりに
ブドウの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
花言葉が付けられていますが、肝心なブドウの「花」には花びらが存在しないようです。
「花より団子」ではないですけど、やはり果実を楽しむのがブドウの醍醐味ではないでしょうか。
家庭でも栽培できる品種もあるようなので、チャレンジしてみるのもいいですね。


