インパチェンスの花言葉と由来

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インパチェンスの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前インパチェンス
学名Impatience walleriana
主な花言葉(日本)強い個性、私に触れないで
主な花言葉(海外)母親の愛、豊かさ
誕生花5月3日、6月29日、7月11日、7月25日、9月1日、9月6日、9月18日
開花期5月〜11月

花名は『impatient』(我慢できない)が語源で、熟すとすぐに種がこぼれ落ちる様子が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

インパチェンスの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
ピンク鮮やかな人賑やか
強い個性豊かさ
私に触れないで母親の愛

花言葉の由来(日本)

「鮮やかな人」の花言葉は、インパチェンスのその咲く様子からつけられたようです。

赤やピンク、オレンジと多彩な花色を持ち、夏の日差しと適度な水さえあれば、一株の苗から見違えんばかりの大きさになります。一色のみでも、目に鮮やかに映える姿になるのです。

また猛暑の中で咲き誇った後も、一度切り戻しさえすれば、もう一度秋の終わりまで花を咲かせ続けます。

次々と元気よく、色鮮やかな姿を見せてくれるのは花言葉としてピッタリですよね。

花言葉のある名言(日本)

間の陽気さは、その個性を際立たせる。

ーフョードル・ドエトフスキー(小説家・思想家)

花言葉の由来(海外)

「母親の愛」の花言葉は、いつでも腕を広げ優しく出迎えてくれるような母の姿と、真っ白なインパチェンスが庭一面に広がって咲く様子が重なって見えたのでしょうか。

また春に比べ、真夏の気候では、他の草花も種類が少なくなります。そんな時に、花壇や窓辺の鉢植えや、他の植物の陰になっても、力いっぱい咲く姿は「母親の愛」そのものです。

時には、子供たちに小言を言う姿が、”busy lizzie”のように、気忙しく口やかましいと思われ、違った意味での「愛」となってしまうこともありますね。

花言葉のある名言(海外)

愛に触れると、誰でも詩人になる。

ープラトン(哲学者)

インパチェンスの基本データ

花の名前インパチェンス
学名Impatiens walleriana
和名アフリカホウセンカ
英名Busy Lizzie
ツリフネソウ科
ツリフネソウ属
原産地熱帯アフリカ
開花期5月〜11月
草丈/樹高15㎝~40㎝

和名の「アフリカホウセンカ」は、昔から日本人に馴染みの深いホウセンカ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)のアフリカ原産という意味になります。

ホウセンカは、茎が縦に伸びて花が付きますが、アフリカホウセンカ(インパチェンス)は、横に丸く広がります。

学名の「Impatiens walleriana」は、ラテン語の”impatiens”(インパティエン)『せっかち』の意味で種がホウセンカ同様はじけて飛び散る様子が由来です。

主な花の種類

種類名特徴
カリフォルニアローズ・フィエスタ八重咲きで、遠目から見るとミニバラと見間違えるほど。
上品で、とても人気がある。
チーキー・ダブル・ローズ小ぶりで八重咲き。
花の大きさに対し、距(きょ)と呼ばれる蜜を留める部分が大きく目立つ。
インパチェンス・ナイトスカイ紫色で白の斑入り。まるで蝶のような花。
インパチェンス・コンゴレンシス高さが1m近くにもなる。
赤と黄の2色でオウムのくちばしのように先が丸まり、細長い花。

保存方法

タイプ草花、一年草
花持ち期間3日~4日
出回り時期苗は5月~7月
耐寒温度0℃
耐寒性弱い
耐暑性普通
日照屋外の半日陰
耐雨性普通
土質水はけのある保水性のある土を好む
利用方法花壇、鉢植、ハンギング類

おわりに

インパチェンスの花言葉と基本データの紹介でした。

真夏に赤一色で「強い個性」を強調する花壇にしたり、逆に白い花と緑の葉で涼しげに玄関の周りに鉢植えを飾ってみることもおすすめです。

冬の冷たい風にあたると、昨日とは別人のように枯れてしまいますが、はじけ飛んだ種から、翌年花を咲かせる可能性も残してくれます。

朝夕2回の水やりと花がらを摘む、”愛情”さえ欠かさなければ、病気にもなりにくく、育てやすい品種です。暑い季節を応援してくれる母のように、そっと見守ってくれる花になることでしょう。

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