ネリネの花言葉と由来

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ネリネの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ネリネ
学名Nerine spp.
主な花言葉(日本)また会う日を楽しみに、忍耐、箱入り娘
主な花言葉(海外)楽しい思い出、また会う日を楽しみに、忍耐
誕生花10月13日、10月17日、11月25日
開花期10月〜12月

花名は『ギリシア神話に登場する美しい女神・ネーレーイスの名前』が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ネリネの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
また会う日を楽しみにまた会う日を楽しみに
ピンク箱入り娘華やか
忍耐忍耐
楽しい思い出麗しい微笑

花言葉の由来(日本)

ネリネは、ヒガンバナによく似た花姿で色の種類も多く、華やかで人気のお花です。そんな花姿とは裏腹に、花言葉はなんとも言えないものが多く使われています。

これには、ギリシャ神話に登場するネレウスとドリスの子どもたちである「ネレイデス(単数はネーレイス)」の存在が大きく関わっています。

この娘たちは海底の神殿で大切に育てられていましたが、大切にするあまり半軟禁状態で退屈な日々を過ごしていたのです。その神話から「箱入り娘」の花言葉がつけられました。

花言葉のある名言(日本)

娘の美しさは父親にとってこの上ないものである。

ーエウリピデス(詩人)

花言葉の由来(海外)

ネリネの花名や学名はネーレーイスからつけられました。これは、太陽の光を浴びるとキラキラと美しく輝く姿がネーレーイスの美しさに匹敵すると言われたからです。

そんなネレイデスの女神たちは、たまに外出できる時がありました。その貴重なそんなネレイデスの女神たちは、たまに外出できる時がありました。その貴重な時間に思いを馳せて宮殿での日々を過ごしていたのです。

そんな彼女たちの気持ちが花言葉である「また会う日を楽しみに」の由来となりました。

花言葉のある名言(海外)

節制は楽しみを増し、快楽を大にす。

ーデモクリトス(哲学者)

ネリネの基本データ

花の名前ネリネ
学名Nerine spp.
和名ネリネ
英名Nerine, Diamond lily
ヒガンバナ科
ネリネ属
原産地南アフリカ
開花期10月〜12月
草丈/樹高30~40cm

学名の属名であるNerine(ネリネ)は、ギリシャ神話の中のネレウスとドリスの子どもたちである「ネーレーイス」の名前から付けられました。

名前にもこの女神の名前が付けられているのですが、「ダイヤモンドリリー」という別名も持っています。これには、太陽の光を浴びてキラキラと輝く姿が宝石のように見えたことからつけられました。

主な花の種類

種類名特徴
ネリネ・ウンデュラータ温度があれば常緑を保つ。丈夫で耐寒性があり、露地でも栽培可能。
繊細な花弁が美しく、原種らしい可憐さがある。
ネリネ・ボーデニー夏成長型。耐寒性があり、庭植えでも栽培可能。濃いピンク色の花と白花があるが、特に濃いピンク色の花が華やかで美しい。開花したあと葉が枯れる。
ネリネ・サルニエンシス冬成長型。ダイヤモンドリリーと呼ばれる多くの園芸品種を生み出した原種。
花が大きく、花立ちがよく、バランスのとれた花姿が好まれる。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間7日程度
出回り時期周年
耐寒温度10℃
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照日当たりのよい場所
耐雨性弱い
(特に、休眠中の高温期は水を嫌うため、蕾や葉が伸び出すようになってから、鉢土が十分に乾いたときに水やりするようにする)
土質水はけと通気性に富む土
利用方法鉢植え、庭植え

おわりに

ネリネの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

このお花は、江戸時代に日本に渡ってきたそうなのですが、ヒガンバナに花姿が似ているという理由であまり人気がなかったそうです。こんなに華やかで綺麗な花なのに、残念ですよね。

しかし今は花持ち期間が比較的長いことや、アレンジメントにすると映えるため、人気のお花となっています。ぜひプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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