オダマキの花言葉と由来

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オダマキの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前オダマキ
学名Aquilegia spp
主な花言葉(日本)愚か、決意
主な花言葉(海外)心配、救い
誕生花5月14日(紫)、5月29日、6月2日(赤)
開花期5月〜6月

花名は『花の形が麻糸を巻くために使った苧環(オダマキ)に似ている』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

オダマキの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
紫、青勝利への決意、捨てられた恋人勝利への決意
心配して震えている、素直心配して震えている
あの方が気がかり、愚劣強さ、知恵

花言葉の由来(日本)

オダマキには、花の色によって様々な種類の花言葉がつけられています。特に寒色系だと、同じ花の種類とは思えない、全く違う意味を持っていますね。

ライオンがオダマキの葉を食べると言われており、両手に葉をこすると勇気が出ることから「勝利への決意」がつけられました。

一方、「捨てられた恋人」とは、浮気された男には角が生えると言われており、花の一部がその角のように見えてしまうことからきたそうです。

花言葉のある名言(日本)

真理のために受難は、崇高なる勝利への勇気なり。

ージョン・ミルトン(詩人)

花言葉の由来(海外)

この花は、ヨーロッパのピエロの芝居に登場する娘の持つ杯に似ていることから「愚か」の花言葉がつけられたようです。

また、英名であるColumbine(コロンバイン)は、その娘のなまえでもあったそうですよ。

花の形が個性的で面白いので、花束には映えるお花ですが、色や意味合いに気を付けないといけませんね…。

花言葉のある名言(海外)

愚か者も、その愚かさにしがみついていると、やがて賢くなる。

ーウィリアム・ブレイク(詩人)

オダマキの基本データ

花の名前オダマキ
学名Aquilegia spp
和名苧環
英名Columbine
キンポウゲ科
オダマキ属
原産地日本、アジア、ヨーロッパ
開花期5月〜6月
草丈/樹高30~50cm

和名の苧環とは、紡いだ麻糸を巻くための「苧環(オダマキ)」からきたそうで、そのままの意味。とっても分かりやすいですね。

英名であるColumbine(コランバイン)には、「鳩の様な」という意味があり、オダマキのつぼみの形からとも、華やかなお花の形からとも言われています。

実はオダマキは雑種を作りやすいとも言われていて、なんと世界に70種類以上も存在すると言われているんです。

主な花の種類

種類名特徴
アクイレギア・ブルガリス距がない八重咲きクレマチスのような花が、上を向いて咲く。
アクイレギア・ブルガリス・ステラータ距がない八重咲きクレマチスのような花が、うつむいて咲く。
アクイレギア・クリサンサ ‘イエロー・クィーン’クリサンサの選別品種で、草丈や花の大きさなど各種の性質がそろっている。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間4~5日程度
出回り時期5月~6月
耐寒温度-5℃
耐寒性強い
耐暑性普通
日照午前…日向
午後…明るい日陰になる場所
耐雨性普通
土質水はけのよい土なら何でも
利用方法鉢植え

おわりに

オダマキの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

このオダマキは、形が面白く、華やかでもあるのですが、もし栽培する際にはこの植物全体に毒をもっているので注意が必要です。

特にオダマキの毒が含まれた液体がついてしまうと、水泡ができたり皮膚炎を引き起こしてしまいます。

口に入ってしまうと胃腸炎になったり、多くの毒をとってしまうと心臓麻痺を引き起こしてしまう場合があります。小さい子や、ペットが口にしてしまわないように気を付けましょう!

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